04:ウェブ戦略

038 ネット通販と物流支援サービス

04:ウェブ戦略 06:物流システム

ネット通販で商品を買った場合、切っても切れない関係にあるが宅配業者だ。

しかし、昨年2015年3月末でクロネコメール便が廃止になっていることを知らない人は少なくない。その廃止に至った理由が何とも皮肉だ。
まず メール便廃止の理由 はこれだ。


メール便が廃止に伴い、クロネコDM便、宅急便コンパクト、ネコポスなる新サービスを商魂たくましく即開始している。

宅配会社はネット通販会社にもしっかり食い込んでいる。
例えば前回紹介した、メルカリフリル にもしっかり業務連携している。

もっとも大手のネット通販会社の殆ど全ての企業は、宅配会社と連携を強化している。商品をお届けするのはビジネスの生命線だからだ。
勿論、佐川急便や日本郵便もしっかり独自サービスで攻めている。


ネット通販を考えているなら ヤマト運輸の YES! (Yamato Ec Solutions)のオールインワンの通販パッケージサービスも参考になる。端的に言えば、受注~配送~決済 まで対応するサービスだ。


物流の話になるとあれこれ記述したいところだが、ECサイト上の在庫管理までサービスの対象になっているようだ。
サービス内容の充実ぶりには目を見張る。ソリューション紹介 や事例紹介を見れば、自社のビジネス戦略に活用できる。


大手企業だけと思われがちだが、小さな企業にもEC業界を支援してくれる。ネット通販業者には強い味方になりそうだ。

037 たかがフリマアプリ、されどフリマアプリ

04:ウェブ戦略

フリマ(フリーマーケット)が商売になるって?
ひと昔前の企業なら相手にしないビジネスだが、時代は確実に変わった。フリマアプリが立派にビジネスと成功できる時代になっている。


少し前に六本木ヒルズに仕事で出かけた。写真手前にある階段を上がって奇妙な蜘蛛のビジュアルアートを超えてエントランスに入ると、ヒルズに入居している企業のプレートが掲げられている。

そこにメルカリなる名前を見つけた。地味な名前だが、「へえ~、あのメルカリも六本木ヒルズに入居しているんだ。凄いな」と思った。

メルカリ
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日本最大のフリマアプリを運営している企業だ。ひと昔前の大企業では到底ビジネスとして考えない分野なのだ。スマホ上で気軽に売買(コミュニケーションを楽しむ)しているのだ。

僅か2013年に設立したばかり。失礼だが たかがフリマアプリでありながら、125億の資本金で六本木ヒルズに居を構えられることが凄い。今年3月時点で 2500万のアプリダウンロードがあり、月間100億円以上の流通額になるという。目の付け方が違う。


フリル
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こちらもフリマアプリとしては有名なフリル。最初は女性向きだったが、昨年から男性にもターゲットを広げた。
450万のアプリダウンロードで月間5億を超える流通額がある。


ZOZOフリマ
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ZOZOTOWNのスタート・トゥデイが2015年12月にスタートしたばかりのアプリZOZOフリマ。始まったばかりなので、ダウンロード数も月間流通額は、先に述べたメルカリやフリルに及ばないが、ZOZOTOWNのWEARの月間利用者数がそのまま利用者になる可能性も高く、今後が期待できる。

昨今のIT系は、ビジネス寄りのシステム開発よりウェブシステム開発、それもこの手の一見ビジネスにならないようなアプリが急成長している。

ホンダやソニー、ひと昔のビジネスモデルが全く通用しない時代となった。
自分ももっと頑張らなきゃな。

036 シェアリングエコノミー

04:ウェブ戦略

自家用車を所有していても、平日は殆ど使わない人は非常に多い。
ちょっとネットで調べると分かるが、国内の自動車保有台数は、2015年度 乗用車 6050万台、貨物車は 1445万台。このうち 乗用車の平均稼働率は3%に達していない。

稼働率は3%と言うことは、時間にすると年間10日間分しか使われていないことを意味する。時間にして何と356日は駐車場に置いてあるだけになる。

こうした利用しないモノや施設に目を付けたサービスがある。それが、シェアリングエコノミーだ。

今回はクルマ。

Anyca
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カーシェアリングサービスの Anyca(エニカ)は2015年9月に提供されたばかり。DeNAが仕掛けている。

Anyca

要は自動車オーナーと利用者をマッチングするサービス。いつも駐車場で眠っている愛車に働いて貰わないとクルマも可哀そうだからね。


クルマの話のついでにもうひとつ、相乗りでコストを節約するサービスサイトがある。
移動区間と日時、諸条件を入力して相手を募る。

notteco
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インターネットが発達したからこそのサービス。今後 こうしたサービスはもっと増えることだろう。
まさにウェブ業界は、アイデア次第で色々なサービスが考えられる。

035 ネット通販売上ランキング20

04:ウェブ戦略

インターネットの通販売上の上位会社はどこか?
どうでも良いことだけどちょっと気になる素朴な疑問。

日本流通産業新聞社が運営する日本ネット経済新聞のインターネットの 2014年度版 通販事業者ランキングである程度分かる。
但し、決算期間が異なることや推定データが含み、なお且つ モール事業者は除かれているので、あくまでも参考程度で見て欲しい。(数字の単位:百万円)

01 アマゾン ジャパン 700,000
02 アスクル 187,000
03 千趣会 83,100
04 ヨドバシカメラ 80,000
05 デル 62,000
06 ニッセン 61,700
07 ディノス・セシール 57,059
08 上新電機 55,000
09 イトーヨーカ堂 50,000
10 ジャパネットたかた 45,000
11 MonotaRO 44,937
12 キタムラ 43,043
13 ビックカメラ 40,000
14 ビィ・フォアード 35,690
15 ディーエイチシー 34,871
16 セブン&アイ・ネットメディア 33,643
17 ヤマダ電機 30,000
18 QVCジャパン 30,000
19 ジュピターショップチャンネル 27,000
20 ファーストリテイリング 25,547
参考サイト



こちらはインプレス社が発行しているインターネットの 2014年度版 通販事業者ランキング。集計会社が変わると順位も結構変わる。(数字の単位:百万円)

01 Amazon.co.jp 745,000
02 全生協の合計 223,700
03 ベルメゾンネット 83,170
04 ニッセンオンライン 63,500
05 DELL 61,000
06 ディノス・セシール・イマージュネット 60,700
07 ヨドバシカメラドットコム 60,000
08 Joshin web 50,000
09 楽天ブックス 45,000
09 イトーヨーカドーネットスーパー 45,000
11 キタムラネットショップ 43,500
12 ヤマダウェブコム 40,000
13 DHCオンラインショップ 37,000
14 コープデリeフレンズ 36,000
15 ジャパネットたかた 35,600
16 ビックカメラ.COM 35,200
17 ZOZOTOWN 32,991
18 セブンネットショッピング 32,000
19 QVC.jp 30,000
20 premoa 27,970
参考サイト


上位だけ見てても駄目なんだな。100位まで見ていると非常に興味深いことが分かる。興味のある人はネットで調べてみてね。

モール事業者は除かれているらしいが、モールとは楽天やYahoo!ショッピング、ポンパレモールを指すと思っていたが、アマゾンはモールじゃないんだ…。

基準が良く分からないので、本当に冷やかし程度の参考で見て下さい。
ちなみにモール事業者の楽天市場は、国内EC年間流通総額は2兆円らしい…。

034 サブスクリプションコマース

04:ウェブ戦略

前回、コーディネートアプリに触れたが、あれこれ調べると似たようなサービスが幾つも見つかる。
今現在 利用率から言えば、コーディネートアプリの WEAR は最強の人気アプリのひとつだ。

更にこうしたサービスを調べていると、先を見据えたサービスが幾つも見受けられる。
その一つが、エアークロゼット(airCloset) 、俗に言う月額ファッションレンタルサイトだ。

WEAR
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airClosetは、毎月定額料金を支払うとお奨め商品が届けてくれるサービス。
これで利益が出るの?と最初は思ったもんだが、プロのスタイリストが選んだ自分好みの服が専用ボックスで毎月届くらしく、まずまずの評価を得ている(ようだ)。

ちなみに別会社でにアクセサリー専門の Lovin’Box もサービス開始したが、半年後の2015年6月にサービスを終了し、airCloset に譲渡している。まさに生き残る方も大変だ。


Laxus
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殆ど同じサービスの Laxus(ラクサス) 、取り扱うブランドは、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、グッチなどの高給ブランド商品のようだ。凄い!


freshneck
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こちらは男性版の freshneck 、アルマーニのような高給ブランドからテッドベーカー、ブリューワー等のカジュアルブランドまで揃うらしい。ちょっとしたパーティに出掛けると男が上がること間違いないぞ。(笑)

調べると沢山の類似サービスが見つかる。但し、3年後も生き残っているか否かは分からない。
しかし、生き残っていたら大化けしている会社が多いのが事実。頑張らなきゃなあ~。

033 コーディネートアプリ

04:ウェブ戦略

ファッションに全く関心のない私でも、ECビジネスアプリに関すると話が変わってくる。

ZOZOTOWNを運営している(株)スタート・トゥデイは、私の地元江戸川区で資本金300万円の有限会社からスタートしている。今じゃ飛ぶ鳥落とす勢いのある企業のひとつになっている。
アパレルブランドの自社ECオンラインショップのサイトを受託開発運用を行っているのだが、この会社の WEARアプリが物凄い。

WEAR
WEAR/クリックすれば該当サイトに飛びます

2015年10月30日の報道関係者に [ WEAR、600万ダウンロード、月間利用者数600万人を突破 WEAR経由のECサイト売上が月間10億円に ] なる報告をしている。参考資料はこちら

スタート・トゥデイは、ブランド古着 ZOZOUSED なるセレクトショップも運営している。


WEAR
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2015年6月には、[ ZOZOTOWN、WEARの人気一般ファッショニスタ200名とスポンサーシップ契約。年間120万円のZOZOポイントを提供 ] すると凄い企画を打ち出した。

服をどんどん購入して皆さんにどんどん紹介して下さいなんだろう。
ファッションに全く関心のない私でも、思わず「やるじゃん」と思った。
こうした商法は色々なジャンルでも応用できる。これからはアイデア勝負だ。

個人的にファッションより、この開発ノウハウや運営方法に多大な興味があるのは職業柄か。

032 O2O から オムニチャネルへ

04:ウェブ戦略

オムニチャネルのネタを書いていると、020(オーツーオー:Online to Offline)なる言葉を思い出す。
オムニチャネルなる言葉が登場する僅か2~3年前のビッグサイトの展示会に出掛けたとき、O2Oなるワードが飛び交っていた事を思い出す。


富士通のサイト/クリックすれば該当サイトに飛びます

オムニチャネルなるワードを耳にするようになったのが 2013年後半から2014年だから、O2Oは 2010年~2012年頃になるだろうか。

O2O:Online to Offline、ネットと実店舗の連携を意味するんだが、正直オムニチャネルが登場したときは、O2Oと何が違うの?と思ったもんだ。今なら O2O を広範囲にしたものがオムニチャネルと分かるのだが。


今も尚、毎年こうした展示会には参加して情報を吸収している
左がビッグサイト、右が幕張メッセのIT関連の展示会

ネットと実店舗の連携であるなら クリック&モルタル なる言葉もある。
クリック&モルタルは、インターネット実店舗とどう連携させていくかで関心を集められた頃のワードだ。ネットショッピングの是非が囁かれだす時代だから1995年以降になるだろうか?

ASPも思い出す。ASPとは、企業が業務効率化を目的にインターネットを利用して提供するサービスのことなんだが、クラウドが登場した頃は この違いが分からなかった。

「クラウドって何? ASPと同じことを言葉を変えているだけじゃん!」と思ったもんだ。
確かに当時は、この感想は間違っていなかった。ASPとやっていることとは同じだったからだ。

しかし、O2O < オムニチャネル のように ASPサービス < クラウドサービス の関係が成り立つことが次第に分かる。対応するサービス範囲が実に広範囲なのだ。


余談だが、ASP(Application Service Provider)なるワードが流行った頃、マイクロソフトのASP(Active Server Pages)も登場し、意味は全く異なるが、同じ会話内で登場し得るワードで、実にややこしいと思ったことがある。

いづれにせよ、これらはIT流行語だ。いづれ廃れる時は必ずくる。
既にクリック&モルタル020ASPは古臭い言葉になってしまった。

031 オムニチャネルがビジネスを加速する

04:ウェブ戦略

前回オムニチャネルについて触れたが、活用事例が気になるところ。
既に幾つもの活用事例は紹介されている。ちょっと有名どころを幾つか触れます。

例えば、J.フロント リテイリング。企業名を知らなくても大丸や松坂屋、パルコを知らない人はいないだろう。百貨店及び関連子会社、グループ会社の事業展開する J.フロント リテイリング株式会社もオムニチャネル戦略を展開している。


クリック&コレクト/クリックすれば関連サイトに飛びます


ABCマート
ABCマート/クリックすれば関連サイトに飛びます

靴は履いてみないと購入をしづらいもの。
それを逆手にとって自社のECサイト上でデザインや値段などを見て貰い、予約し、来店して履いて購入することが可能。いづれアパレル系もこの手法は登場するはず。



もっとも凄いのは、今年の2015年11月にサービス開始したセブン&アイのオムニセブン [omni7] 。本家サイトには「さらに進化する リアルとネットの融合」と称したオムニチャネルの特集ページが詳しく記載されている。


omni7 特集/クリックすれば関連サイトに飛びます


出典:株式会社セブン&アイHLDGS セブン&アイの挑戦より



オムニ7参考動画

これほどまで大規模でなくとも、小規模店舗でもクラウド技術の活用で O2O や オムニチャネル に対応することは可能だ。
むしろ当社のような小規模企業は、そうした小規模企業にターゲットを当てて行こうと思っている。

030 オムニチャネル、スマホ時代へ

04:ウェブ戦略

最近、スマホ活用のビジネス進出が凄い。
インターネットの普及でパソコンは浸透したが、そしてそのパソコンさえもスマートフォンにシェアを奪われている。

通勤電車で新聞を読んでいる人はめっきり少なくなった。朝は日経新聞を読んでいる人が結構いたが、朝っぱらから少年ジャンプを読んでいる人もいた。その人の顔を見ると外見と行動が一致することに妙に納得したもんだ。
しかし、今やその通勤電車風景もスマートフォンに奪われてしまった。

オムニチャネル
オムニチャネルの言葉自体は、2013年秋頃から2014年に頻繁に耳にするようになった。
これは実店舗だけでなく、パソコン・スマホ・テレビショッピング・カタログ販売・DM・FAXなど色々な経路(チャネル)を利用し、お客様と何らかの接点をつなぎ サービスや商品を提供するマーケティング手法のこと。

ネットが発達していなかった頃が①の時代。
勿論、時代の進歩に合わせてテレビ・新聞・雑誌などは販売経路はあるが、利用は限られていた。


②の時代になるとインターネットが広く浸透し、ネットショップの活用も一般的になったが、店舗のお客様とネットで購入するお客様は別々であり、データ管理も別々だった。
実店舗で商品を確認してネットで購入するなんてこともあった。たかだが数年前のことだ。


これでは実店舗はやってられない、2014年頃から2015年にかけて、スマートフォンの普及に比例して、③の時代へと進化している。
こうしたシステムは大企業しか実現できないかと思うが、クラウド技術を活用することで一般小売店でも低価格でサービス活用できる時代になっている。

実に便利な時代になったもんだ。何か小売店向けのシステムを作れば売れるかな?



 電通が怒られたオムニチャネルの言葉 facebook

電通報さんの作品、うまくクライアントの気持ちを捕えていますね。(笑)

029ページ内を視覚的解析 (GA#10)

04:ウェブ戦略

この機能をアクセス解析に活用し始めたのは最近のことです。
とにかく視覚に訴えてくるので重宝しています。ちょっと紹介しておきます。

説明の都合上、サイト画像を表示せざるを得ませんが、問題のないサイトのページ例を取り上げます。

Googleアナリティクス

レポート画面の [行動] –> [ページ解析] をクリック。


Googleアナリティクス

どうもChromeやfirefoxだとエラーが出てしまうようです。私もメインにfirefoxを使っているのですが、100%の確率でこのエラー表示が出ます。
かまわず、左下の[新規ウインドウで表示]をクリック。


Googleアナリティクス

何と現在のウェブサイトが表示内容のまま、ページ内のアクセス状況を数値を加えて表示してくれます。(画像は「色を表示」をクリックした状態)
この画像は、表示内容を無修正で切り貼りしたものです。

2週間ほど前に、トップページの中央スクロール箇所を大幅に変更しているため、正しい表示結果になっていませんが、どこをクリックしているかが視覚的に分かります。
特定エリア内がスクロールする部分はデータが重なってしまいますが、解決する方法があります。(注1)

常に更新・改良を加えるHPが多い場合、ちょっと正しい結果が出ませんが、変動の少ないHPには有効です。




(注1) アナリティクス設定画面の 「プロパティ設定」 –> [拡張リンクアトリビューションを使用する] をオンに切り替え、リンクアトリビューションのトラッキングコードを加えれば解析できます。
上記の、緑色のワードをネット検索すれば設定方法は幾らでも見つかります。

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