030 OS/2 WARP (DOS/V #5)

03 : コンピュータとシステム

1992年頃から1996年頃、Windows95が登場し始める頃、Windows3.1が大きく市場に浸透していく中で、他のOSも頑張っていた。

Linux、Mac OS、OS/2 がそうだ。
コンピュータソフトウェア業界で最前線の知識を確保するためには、LinuxとOS/2は必須の知識だった。
何故か Apple は全く視野に入らなかった。

OS/2

別にAppleが嫌いな訳ではない。Machintoshを買って試そうと思ったことは何度もあった。
しかし、ビジネス的な判断をすれば、どうしても Linux と OS/2 の優先度が高かった。

OS/2 WARPが登場した頃、IBMは MS-Windows打倒を目標に頑張っていた。
もともと OS/2 そのものは IBMがマイクロソフトと共同開発していたOSだったが、Windowsの圧倒的優勢のなか犬猿の関係になっていく。

テレビドラマの名作、「王様のレストラン」のシェフ役の山口智子のCMが懐かしい。
確か「WARPならDOSも動く、Windowsも動く! OS/2 WARP!」的なCMだったと思う。
IBMがパソコン事業から撤退した今では考えられないが、MS-Windowsと別 OSである Windowsもどきの OS/2 WARP がパソコンショップで売られていたのだ。

ちょうどIBM系の会社で仕事をした関係もあり OS/2 WARP のOS環境を触る機会が十分あった。既にWindowsが主流ではあったが、コンピュータの巨人 IBMにも意地があったのだ。


その頃はパソコンのLANさえも一般的でなかった。パソコン同士を結ぶことさえ、それなりの知識と高額な導入費用がかかった。

OS/2

Nobell社のNetwareは有名だった。かつ有力企業だった。

当時、久米さんが登場したニュースステーションにノベル社のNetwareがスポンサーに登場していたほどだ。
そのNetwareを勉強するためだけに、自宅に2台のWindowsPCに2つのLANカードと2つのNetware liteを購入してLAN設定の勉強さえした。

今思えば、向上心は強かったようだ。
今ではWindowsの標準機能で無償でLAN環境は出来てしまうが、当時はオフィスで複数のパソコン同士を繋ぐだけでも高額な費用がかかったのだ。


メインPCのハードディスクをDisk Pack方式にした経験もある。
要はハードディスクを外部から取り換え可能なPCだ。そんなPCは秋葉原のDOS/Vショップブランドに行けば存在した。

3台のDISK PACKは、Windows、Linux、OS/2を入れた。実質PC 1台で3台のOSを実験できた。
ここでもMacは登場しなかった。

OS/2

Linuxを導入したのはこの頃だ。当時のLinuxには幾つもの系列があって、それぞれが特徴を持っていた。
仕事に直結していた理由もあるが、趣味もここまで行けば立派だと我ながら思う。今の自分なら真似が出来ない。


OS/2 WARPも2冊ほどの専門書を購入してOSの深い部分まで勉強したが、結局 WARPはメジャーにならずに消えて行った。
Windowsに似ていたが、やはり使い勝手はWindowsの方が上だった。
NEXTコンピュータも登場していたが、高額すぎて手が出なかった。


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