06:物流システム

154 白と緑のナンバー

物流システム奮闘記 079

知っている人のほうが多いと思いますが、トラックのナンバープレートには緑ナンバーの営業用トラックと白ナンバーの自家用トラックに分けられます。

白と緑のナンバー
上が白ナンバー、下が緑ナンバー
(注)このプレート画像は、ナンバープレート制作サイトで作成したものをそのまま利用しています。

緑ナンバーの営業用トラックは、会社や個人などから依頼された荷物を持って届けることが仕事です。即ち貨物自動車運送事業であり荷主の要求に応じて、貨物の輸送を行います。勿論、許可が必要です。

白ナンバーの自家用トラックは、会社やお店が自分で所有して、自己の商品や荷物を運ぶためのもの。つまり自家用ってやつです。

当然のことですが、個人(自社内)で利用するより、営業として荷物を集中して運ぶ緑ナンバーの方が輸送効率は高いです。
メーカーなどから卸先や保管倉庫などへ一気に貨物を輸送するのですから。

効率が良いってことは走行台数が減るということですから自然環境にも意味があります。


サイト検索してざっと調べると、国内トラックの保有台数は900万台!
そのうち85%が白ナンバーで、緑ナンバーは15%となっています。
つまり圧倒的に自家用が多いってことです。

しかし、少ない比率の緑ナンバーの方が、年間総輸送量に占める割合が高いのです。
重量比率だけで比較すれば自家用の方が55%程度ですが、重量に走行距離を加味した場合 緑ナンバーが85%に及んでいます。
緑ナンバーのトラック保有台数が全体の15%であれば、この比率は正直凄いです。

表現が悪いですけど、自家用トラックは近くをうろうろしているって感じです。
まさに交通渋滞を助長している訳です。
そうは言っても自家用車輌は便利ですから難しい問題です。


コンビニの記事でも触れましたが、今後多頻度小口配送は益々広まっていくと予想されます。必然的にトラック走行台数が増加していきます。

台数を減らすには、これもコンビニの記事に触れたように一括納品や共同配送しかありません。

輸送にはトラック輸送の他に、鉄道・航空・海上の輸送ルートがあります。
でも、今やその国内貨物輸送の90%以上が、トラック輸送です。

確か、まだ私が好青年?だった頃、鉄道の「チッキ」を利用した記憶があります。宅配便が普及した今では「チッキ」なんて死語ですが、何てたって持ち込みと受け取りが面倒だった記憶があります。

昭和中期50年代頃までは鉄道が貨物輸送の主流でしたが、どんどん減少を続けます。
今や重量ベースだと、何と全体の1%程度でしかありません。



参考サイト
ケイコ先生のトラック教室!
岡山県トラック協会
熊本県トラック協会
全日本トラック協会


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