030 入荷データを定義しよう

06:物流システム

物流システム徒然記

前回は出荷データだったので、入荷データについても記載します。

「 何故、出荷データを先にして入荷データを後に記載するの?」
別に意味はありません。たまたまです。

入荷時も出荷時のように、いきなり貨物が倉庫に到着することはありません。 (SCMが徹底されていない現実の世界では、昔は良くあった話です)

入荷予定データ
「 この製品を30個、お届けします 」 この手の情報を 事前に貰わないと困ります。
いきなり貨物だけトラックで運ばれてきても、内容の確認のしようがありません。 (そこそこ昔はありました)

このデータが事前入荷データってやつです。入荷予定データとも言います。輸出入ではASN(エーエスエヌ = Advanced Shipping Notice)と呼ぶことも多いです。
受け取る側にしてみれば入荷情報ですが、送る側にしてみれば出荷情報です。

貨物到着と一緒に出荷明細を渡すケースもあります。
「 入荷予定の情報くらいFAXで十分じゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、電子データで処理を行うことは、いろいろとメリットがあります。

例えば、受信データを基にコンピュータからバーコード付き入荷確認リストが簡単に出力出来ます。
もし、バーコードの無いカートンや製品なら、事前に入荷予定データからバーコードラベルをプリントすることも可能になります。
バーコードが有るカートンや製品なら、この段階で色々と作業の効率化が図れます。

この効率化については、バーコードをテーマにした際に徒然に記載します。
勿論、在庫管理を行う場合、絶大な効率を図れます。

何度も記載していますが、「 電話とFAXで何とかなっているから、ウチはシステムはいらないよ 」 と考えたら駄目です。
「 やりたいのは、やまやまだけど予算がなくてね 」 これも単なる言い逃れです。
取引会社の候補から除外される可能性が十分にあります。

もっとも昨今はインターネットを利用した良いパッケージソフトが出回っているので、低予算で導入可能です。
これについては別の機会に触れます。

「 このシステムが稼働すれば、現在の○○社から御社に切り替えます。稼動予定日は、半年後の○月1日が目標です 」
○○社の中堅倉庫業者は、まだ何も知りません。
半年後に取引相手(某中堅メーカー)の取引から外されます。

これは数年前の経験談です・・・こんなこと珍しくないのです。


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