235 3PLの守備範囲ってどうなの?

06:物流システム

流通システム/物流システム徒然記

3PLが登場したのは、アメリカは90年代になってからですが、日本では90年代後半から徐々に浸透してきています。
日本が普及した理由は、皮肉なことにバブル崩壊が理由だと言われています。
荷主企業がコスト削減の筆頭に上げるのは、人員削減と物流コスト削減ですからね。

歴史的にもまだ新しいサービスの感はありますが、昨今の3PLと言えば、輸送/保管/在庫管理/受発注管理等をひっくるめて総合的な意味で使われているようです。

調達/流通加工/梱包、更には検査/返品/貸出しまで含まれます。勿論、海外とのやりとりが発生すれば 輸出入や通関作業が伴います。

3PL業者の守備範囲


物流に於ける検査って何をするの?
例えば 中国で生産したハイテク製品が日本国内に入ってきて出荷する際、国内向けにOSの設定や、その動作を確認したりします。3PL業者が請け負うんですね。

物流に於ける貸し出しって何?
例えば 医療機器の高額製品は、1台数千万円は珍しくありません。
これを医療機関がいちいち購入していたら大変です。俗に言うツタヤシステムです。


早い話 3PLは、付随作業があれば何でもやるって感じです。

企業によっては受発注システムまで請け負ったりします。
これを達成するには高度な情報システムが必要になります。


昨年のロジスティクス大賞を受賞したセブンイレブン。
このセブンイレブンの高度な流通・物流システムはセブンイレブンが開発した訳ではなく、専門業者が構築しています。(そりゃそうだ!)
早い話、セブンイレブンが全面的にアウトソースしている訳です。

物流に詳しくない人にとって、「 物流ってトラック運送会社のことでしょう? 」 と思いがちですが、3PLを定義するとトラック運送会社の範疇を遥かに超えていることが分かってきます。


ついでですが、3PLには大きく2種類に分けられます。
アセット型:トラックや倉庫など資産を保有するもの
ノンアセット型:資産を持たずに お客のニーズに合わせてアセットを総合手配するもの
アセット(asset) の意味は資産ですから、そのまんまです。

資産を有するアセット型企業の方が優位に思われますがそうでもありません。
飛行機や船を所有できる企業は僅かですし、ノンアセット型企業として運賃交渉等を含め最適なサービスを行うことに特化すれば企業として優位に立てます。

具体的に日本の3PL業者ってどんな企業があるのか知りたくなりますね。
売上げはどのくらいかも知りたいですよね?

ちょっと覗いてみましょうかね?


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