244 ヒューレット・パッカードと世界物流

06:物流システム

今年早々の日経新聞(1月22日)のトップ記事に、パソコン部門「NEC、レノボと合併」なるちょっと驚くニュースが登場しています。
大型汎用機時代に世界を席巻したコンピュータの巨人IBMのパソコン部門は中国企業(聯想集団=れんそうしゅうだん)に買収されました。
今度はNECのパソコン部門か・・・(注)NECのブランド名は存続します

PC98シリーズで日本国内を独占し最盛期を知っている我々にとって、かなり寂しい感じさえします。
EPSONが互換機を出した頃の強気な発言が、今は昔となってしまいました。



流通システム/物流システム徒然記

冒頭に記載したパソコンシェアをグラフ化しました。

パソコンシェア
2011年1月22日 日経新聞のデータ値より


ここで登場する世界トップのヒューレット・パッカードについてちょと触れます。
かなり規模の大きい話になります。

ヒューレット・パッカードと言えば、(1)パソコン、(2)プリンター、(3)企業向けサーバーやシステムソリューションとして有名です。
消費者の我々にとっては、パソコンやプリンターに馴染みがありますが、売上高で言えばサーバーやシステムソリューションの方が断然大きな売上げです。

ヒューレット・パッカードと世界物流


ご存知のようにコンピュータの寿命って非常に短くて、3ヶ月で新製品投入しなければいけない厳しい業界です。何でそんなに新製品投入しなければいけないの? 疑問さえ感じます。

そこで働く社員も大変です。
知人にHPの社員がいますが、『お金はもっと少なくていいから、ゆとりが欲しい』 とか 『あと5年ここで在籍しているとは思えない・・・』と言っておりました。
若い頃は良く飲みに行きました。彼と合コンに参加したこともあります(笑)。まあ昔の話ですね。


それはさておき 2~3年前の古いネタになりますが、物流専門誌LOGI-BIZさんの情報によれば、HP社の取り扱い製品は20万SKU(部品種類が20万種)、毎年650の新製品の投入とのこと。

コンピュータ(PC,サーバー)が1日10万台、プリンターが1日15万台、プリンターのインクカートリッジになると何と1日100万個の出荷があるそうです。

これだけ大きな規模になると物流も半端なシステムでは成り立ちません。
3PLとして100社以上の企業が参入しています。ここで登場する3PL企業はどこも大手企業ばかりです。

ともあれ、こんな巨大な取扱い製品をどうやって正しく管理コントロール出来るのか?
厳しい生産管理と在庫管理が待ち受けているであろうことは、容易に分かりますが。


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