247 需要予測を3つのptnに分けるHP社の調達管理

06:物流システム

流通システム/物流システム徒然記

ヒューレット・パッカード社の話をしていますが、正直言ってヒューレット・パッカード社を良く知りません。HP社は良く知りませんが、IBM社なら少しだけ分かります。

大型汎用機全盛時代のIBMは物凄かった。
20年以上前の話になりますが、千葉の幕張にある日本IBMに何度か仕事で行ったことがあります。とんでもなく素晴らしい環境です。

但し、『ここで生き残るのは半端じゃないだろうなあ』と思ったものです。のびのび生きるか?、激務のなか高収入で生きるか?


月間ロジステック・ビジネスさんの資料によれば、IBMは世界中に3万数千のサプライヤーと4万数千のビジネスパートナーが年間7万8千に及ぶ製品に対して、OSやファームウェア、アプリケーションの各種設定を行い、年間90万トン超の製品(もしくは部品)を移動しているとのこと。

世界最大規模のSCMを行っている企業の一つですが、この数値はイメージ出来ません。最盛期のIBMの勢いは無いものの、その規模はまだ半端じゃありません。

ヒューレット・パッカードのSCM


IBMのSCMは別の機会にして、ヒューレット・パッカードのSCMに戻ります。

当然ですが、HP社の製品の多くは下請け工場で作られています。よって製品をいくつ作るかは非常に重要です。

俗に言う需要予測の判断ミスが、会社に大きな影響を与えます。需要予測の判断ミスで会社は潰れたコンパックコンピュータがその見本です。

HPはこの需要予測を3つのパターンに分けて外注先管理を行っています。この3つのパターンを上手くコントロールしています。

場合によっては、下請けを飛び越して、孫・ひ孫請け会社とも直接取引きしたりもします。
HP社が下請けを通さず 孫・ひ孫請け会社に直接発注したりするなんて、日本の古い企業だと考えられません。

但し、実際の流れは下請けを経由して流通に流れます。
この手法はメリットが沢山あります。


参考文献:月間ロジステック・ビジネス


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