033 多頻度小口配送への道 (コンビニ01)

06:物流システム

さて、取り上げたい内容は幾つもありますが、その原点となる話を先に記載します。
これは流通システムと物流システムの話を進める上で、避けて通れないセブンイレブンの話です。


流通システム/物流システム徒然記

セブンイレブンの誕生を題材に多頻度小口配送を取り上げます。
セブンイレブンの成功は、在庫管理・多頻度小口配送・POSシステムなどIT抜きに語れません。
まさに流通と物流を科学しています。題材にするには最高のネタです。

日米逆転! コンビニを作った素人たち NHK プロジェクトX 「日米逆転! コンビニを作った素人たち」より
それでは、暫くお付き合い下さいまし。




コンビニの誕生に向けて

もともとセブンイレブンの親会社は、イトーヨーカドーであることは誰でも知っています。
まず、イトーヨーカドーさんのサイトで歴史を覗いてみましょう。

コンビニが誕生する少し前の1970年頃の出来事を拾い上げます。

1958年04月:株式会社ヨーカ堂設立
・・・
1971年03月:(株)イトーヨーカ堂に社名改称
1972年11月:(株)ヨークフードサービスを設立、直営レストラン ファミール開始
1973年05月:米国デニーズ社とライセンス契約を結び、11月デニーズジャパン設立

ポイントは1973年デニーズ社とライセンス契約を結ぶ箇所です。
1960年後半までの日本は高度経済成長の時代であり、商品を大量に仕入れ安く売るスーパーマーケットの時代でもありました。
しかし、1970年代に差し掛かった頃から物不足の時代から供給過多の時代に差し掛かります。急成長してきたスーパーも伸び悩み現象が発生します。

今でこそ常識になりましたが、お客様中心とか買い手市場の到来を誰も予想してしませんでした。
このため多角化経営、新事業参入として外食レストランのデニーズと提携交渉を試みます。

1973年05月01日にデニーズ社とライセンス契約を結ぶまでの数年間、鈴木敏文氏 現在 セブン&アイHLDGS 代表取締役会長最高経営責任者(CEO)が提携交渉のため何度か渡米します。

そのアメリカで見たものは・・・

(注)
最初は2002年12月放送のNHKプロジェクトX「日米逆転!コンビニを作った素人たち」をベースに進めます。
ストーリー自体はNHKプロジェクトXに沿ってはいますが、各種インターネットや書籍から情報収集し 途中から核心の多頻度小口配送に話を展開していきます。


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