022 トップの責任

01:社長ブログ ピックアップ

日本の企業数は250万社あると言われているが、大企業が1%、何と99%は中小企業だ。

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東京商工リサーチより

そして、その70%以上の企業は赤字となっている。即ち、30%以下の企業しか法人税を納めていないことになる。 参照:都道府県別赤字法人率

日本の企業の7割が赤字であるが、赤字であっても現金があれば倒産しない。逆に黒字でも現金がなければ倒産する。

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重くのしかかるのは人件費、社会保険も同時に重くのしかかる。企業の成長に欠かせないのが「人」であることは間違いない。
しかし、良くも悪くも この「人」で会社は大きく影響される。中小企業なら屋台骨を脅かす。

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更に会社を興して、10年以上生き残れるのは僅か3割。実に7割は10年以内に廃業する。それだけ会社を経営し、維持していくことは難しい。

そして、社長はその全責任を負っている。特に自分で会社を立ち上げたオーナー社長の肩にのしかかる。ラーメン屋の店主だって同じだ。

経営状態が良ければ何ら問題はないが、負に対する責任は全て社長が取らなければならない。
 
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会社が事務所を借りる場合、保証人は全て社長になる。設備投資に大金を必要とし、銀行に融資のお願いする場合も保証人は社長になる

事業が上手くいけば何ら問題ない。経営者にとって喜ばしい状態だ。給与が上がって社員も幸せだ。銀行も黒字企業には喜んでお金を貸してくれる。
しかし、前述のように日本の企業の多くは赤字だ。会社を興して10年以上生き残れる会社は3割しかいない。

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事業に失敗した社長は、投資したお金、資産を全て失うことになる。残るのは保証人となった巨額な借金だけだ。中小企業のオーナー社長はこれだけのリスクを背負っている。

「社長は飲み会に参加ばかりして、実際に仕事をしていないから良いよなあ~」と思ったことがないだろうか?
とんでもない勘違いをしている。中小企業の経営者は、ビジネスチャンスを掴むことに必死なのだ。

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身近に大先輩がいる。
今や数百人の従業員を抱えるソフトウェア会社の社長(現会長)もスタート時は6畳程度の雑居事務所からスタートしている。

都内駅前に見かける飲食チェーンの社長(現会長)もスタート時は焼き鳥屋から始まった。

日本有数の某ビルメンテナンス会社の社長(現会長)も3人の仲間とひどく汚い事務所からスタートし、自らビル掃除を昼夜なく働き続けた。

日々、売り上げアップを考え、経費削減を考え、設備投資を考え、営業先開拓を考え、人材採用を考えていたはずだ。もし、この事業が失敗したら・・・と間違いなく何度も考えたはずだ。

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仕事をようやく覚えたレベルで会社の経営を十分に知らず、「俺なら あんな判断はしない。こうやる」と酒場の席でトップを批判している自分はいないか?
自分が全責任を背負って本当にその仕事が出来るか? 責任のない立場の発言なら何でも言える。

全責任とは、失敗したら費やした投資を借金として受け止める覚悟があるかだ。

社長は大変なのだ。


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