084 保管と輸送(コンテナ編)

06:物流システム

流通システム/物流システム徒然記

前回の続きとしてコンテナに触れます。

Web開発技術者がコンテナと言うと、サーブレットコンテナを連想するかもしれません。
JAVAアプリケーションを開発する際、このコンテナ内でJAVAサーブレットやJSP、HTMLを動作させます。つまり容器を意味します。

「 ん? 僕は Web開発技術者だけど連想しなかったなあ 」
「 ・・・」

コンテナとは、我々身の回りの製品やあらゆるモノを収納する入れ物を意味します。
我々が手にする多くのモノは、このコンテナに積まれて海や空から渡ってきます。
空や海上はこのコンテナが大活躍しています。

国内輸送は かって鉄道のコンテナ輸送が圧倒的主役でしたが、現在はトラック輸送に主役を奪われ影の薄い存在になっています。
モーダルシフト や マルチモーダルと称して鉄道輸送の見直しは図られていますが、なかなか厳しいのが実情です。

コンテナ埠頭
(画像) 芳賀通運株式会社さん
 

JRコンテナは規格が異なりますが、海上コンテナの場合、国際規格であり世界共通として20フィート(約6m)と40フィート(約12m)の2種類があります。
勿論、目的に応じて種類や形は異なります。

前々回に荷物を出発地から到着地まで、同じパレットに乗せたまま運んで保管することをパレチゼーションと称しましたが、コンテナを使用する場合は コンテナリゼーション と称されます。
とは言え、ずっと物流の仕事を行っていても 今だ一度も会話に登場しない言葉です。

簡単に言えば、コンテナに貨物を積み込めば、そのまま輸送手段を変えながら最終目的地まで運ぶことが出来る訳です。
コンテナ輸送ならパレットで運ぶような厳重な梱包が不要となり作業効率が上がります。
何と言っても貨物の損傷が大幅に減少します。

コンテナの話をすると、急にスケールが大きくなります。
航空輸送や海上輸送を登場せざるを得なくなるからです。
埠頭で見かける巨大コンテナ船を思い浮かべて下さい。
これこそ物流システムって感じがしませんか?

勿論、海上だけでなく航空輸送でもコンテナは大活躍します。
それでは、コンテナについて ちょっと探ってみます。


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