04 : コンピュータとシステム

017 COBOL から C言語 4

これまで、当時の大型汎用機のCOBOL言語からC言語に移行する際の感想を記載している。
意外と「あれもこれも書くか…」と出てくる。


=== C言語の特性 ===
・標準の入出力はキーボードとディスプレイ
C言語における入出力の標準は入力はキーボード、出力はディスプレイだ。

COBOLはキーボードとディスプレイを入出力のメインにすることは、まずない

COBOLで帳票印刷をC言語に移行出来ないことはないが、非常に違和感のあるプログラムになる。
そもそも事務処理による帳票出力が強化されているCOBOLとCでは考え方が異なるため、組み方そのものが変ってしまうからだ。

 

・番地指定が可能
COBOL技術者の最大の難所と言われるポインタが登場する。
プログラムでメモリアドレスを操作出来る。と、言うより操作しないと上手くプログラム出来ない。

COBOLでプログラムを組む場合、アドレスを意識することは、まずない
信頼性を重要視する汎用機では、むしろアドレスを勝手に操作されては困るのだ。

COBOLに慣れ親しんだ技術者の多くは、このポインタで挫折する。
更にポインタの配列やポインタのポインタが出てくる。
COBOL技術者は、「何故こんなことを意識してプログラムを組まなければいけないのか? もっと業務をしっかり考える方が重要だ」と必ず思う。

COBOLは習得が容易な言語だ。
事務処理向き言語であるため文系の人でも覚えやすい言語体系になっている。
配列の先頭アドレスを考える必要なんかない。業務処理だけをしっかり考えれば良いのだ。

良く言えばCOBOLは言語体系が非常にしっかりしている訳だ。そして、それが常識となる。
しっかりOSがサポートしていることを忘れてしまっているのだ。


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