レコード史1、

036 Earth, Wind & Fire

08:自分音楽レコード史

特に強いファンではなかったが、ディスコ全盛期の代表的なトップグループであり、音楽性も非常に高いソウル系グループ。ソウル系の音楽は演奏技術が高く、音楽性も高く、ジャズに劣らず好きなジャンルだ。

EW&Fは、リズムセクションとホーンセクションの一体化した演奏がとにかく素晴らしい。特に踊りながら演奏を行うホーンセクションに脱帽!

EW&F/All'N All (太陽神)
Earth, Wind & Fire/All’N All (太陽神) 1978

EW&F/All'N All (太陽神)

リズムセクションがしっかりしているため、曲に合わせてリズムを刻んでしまう。Fantasy (宇宙のファンタジー) は、当時のディスコの定番。当時はディスコ全盛期であり、FMラジオでディスコメロディが良く流れた。当然、色々なディスコナンバーが流行った。

長岡秀星が描いたアルバムジャケットが絶品。


EW&F/I Am (黙示録)
Earth, Wind & Fire/I Am (黙示録) 1979

アルバム内の Boogie Wonderland (ブギー・ワンダーランド) がヒットした。
1979年 来日し、日本武道館でコンサートがあった時、軽い乗りでお茶の水のデザイン専門学校に通っていたロック好きな女の子とコンサートに出かけた。
そもそも武道館はコンサートホールでないため、音響が悪く何の演奏をしているのか分からない。その音響の悪い武道館で踊りながら聴いたもんだ。演奏するアーティストにとって、至難の演奏技術が必要だと思う。


音楽の好みが異なるので、彼女とはそんなに沢山のコンサートに出かけていないが、ジェネシス(新宿厚生年金会館)や都内の軽いコンサートには適度に出掛けた。


EW&F/Raise! (天空の女神)
Earth, Wind & Fire/Raise! (天空の女神) 1981

ディスコ全盛期の後半の頃、Let’s Groove (レッツ・グルーヴ) が大ヒット、六本木ディスコでもこの曲がかかると一斉に中央のフロアに男女が出て踊りだした。自分も恥ずかしながらその一人だったんだな。


六本木ディスコ

032 10cc/愛ゆえに

08:自分音楽レコード史

前々作のアルバム The Original Soundtrack は名盤だ。その勢いで購入したのがこのアルバム。
前作 How Dare You!(びっくり電話)もあったのだが、そのアルバムは購入していないので知らない。当時はYouTubeなんかなかったから、レコードを買わなきゃアルバムの評価なんかできない。
アルバムジャケットが面白い、アルバム全曲良く出来ている。

10cc/愛ゆえに
10cc/愛ゆえに 1977

グルーブが2つに分裂して、エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの2人が存続。10ccならぬ5ccになるかと思いきや、しっかりポップにまとまっている。

The Things We Do for Love、Marriage Bureau Rendezvous、People in Loveとメロディライン重視の曲が続く、People in Love のメロディに関しては哀愁びたびただ。
もはやロックなのかポップス ディオ グループなのか分からない。ロックファンに賛否両論が出るところ。

個人的には、賛否の賛の方だ。Feel the Benefit の大作は、Original Soundtrack のパリの一夜と負けず劣らずの名演だ。但し、やっぱり好みが出るなあ~このグループは。

side-A
01. Good Morning Judge
02. The Things We Do for Love
03. Marriage Bureau Rendezvous
04. People in Love
05. Modern Man Blues

side-B
01. Honeymoon with B Troop
02. I Bought a Flat Guitar Tutor
03. You’ve Got a Cold
04. Feel the Benefit… Part.1~3

031 ジェネシス/静寂の嵐

08:自分音楽レコード史

ジェネシスは学生時代の1978年 新宿厚生年金会館で女の娘と一緒にライブを見に行っている。音楽的に好きなバンドであり、当時ライブアクトNo1の評判もあったので是非とも生で見たかったバンドの一つだった。但し、日本公演のライブアクトは期待したほどではなかった。

Genesis/Nursery Cryme
Genesis/怪奇骨董音楽箱 1971

Genesis/Nursery Cryme
アルバム3作目、邦題が怪奇骨董音楽箱。ピーター・ガブリエル独特のボーカルが印象に残るバンドだが、このアルバムから今後の音楽性を大きく左右するドラムのフィル・コリンズが参加している。
キーボードはトニーバンクス。当時、日本国内のキーボード人気投票では、1位がジョンロード、2位にキースエマーソンかリックウェイクマンが争い、4位にトニーバンクスがランキングされるような状況だった。

キースエマーソンのテクニックは認めるとしても、クラシックやジャズファンであれば、このレベルのキーボードテクニックで1位や2位にランキングされるなんて音楽レベルが低いと思うことだろう。
確かにジョンロードのキーボードが1位なんて誰がどう考えたっておかしい。もう人気とテクニックは全然別ものだと割り切るしかない。音楽なんてそんなもんだ。

Genesis/Foxtrot
Genesis/Foxtrot 1972

Genesis/Foxtrot
アルバム4作目、前作アルバムから人気は上昇し、英国では不動の人気バンドとなる。
但し、この手のサウンドはプログレファンでないと全く評価されない。ギターロック小僧だったとしたら全く酷評するであろうアルバムだ。逆に私はギターギンギンロックアルバムはテクニックが酷くて好きになれなかった。

Genesis/A Trick Of The Tail
Genesis/A Trick Of The Tail 1976

Genesis/Wind & Wuthering
Genesis/Wind & Wuthering 1976
邦題は 静寂の嵐。私的にジェネシスと言えばこのアルバムに尽きる。その後の デュークアバカブ がトップセールスを取ろうとも、このアルバムを超えることはない。今聴いても全編思い出一杯のアルバムだ。ドラムのフィル・コリンズがメインボーカルとり黄金期を迎えた頃だ。

Genesis/...And Then There Were Three...
Genesis/…And Then There Were Three… 1978

Genesis/...And Then There Were Three...
アルバム名の直訳通り そして3人が残った、バンドに良くある方向性の違いってやつだ。トニー・バンクス(Keyboard)、マイク・ラザフォード(Bass)、フィル・コリンズ(Drums/Vocal)の構成となる。

尚、この頃から自分の嗜好は fusion系~ジャズ系に変わってきたため、特に深い思い込みはない。個人的に全作の 静寂の嵐 がジェネシスファンのピークとなった。

よって、これ以降のジェネシスは良く知らない。

030 ボストン/幻想飛行

08:自分音楽レコード史

自分が学生時代、このアルバムはとにかく流行った。特に More Than a Feeling

Camel/Breathless
ボストン/BOSTON(幻想飛行) 1976

アルバムジャケットの裏面にマサチューセッツ工科大学卒(MIT)のトム・ショルツが制作したアルバムと紹介されている。
日本だと「東京大学卒のエンジニアバンド」と、紹介するようなもんだ。

大学の世界ランキングの偏差値は、東京大学よりMITは高いから相当のインテリだ。

サウンドが厚く、それでいて気持ち良いほど音がクリア、アルバムに「No Synthesizers」「No Computers」と記載したと有名な話も聞くが、実際に自分が買ったその時代の日本版アルバムには、どこにも記載されていない。

Camel/Breathless
クリックで拡大、発表当時の日本版アルバム
 
パートを見れば分かるが、一人で作り上げたと言っても過言ではないと言うこと。
コンピュータが進歩した今ならワンマンプレーは可能だ。しかし、これだけクリアな音質はデジタル録音が発達していなかった当時にどう行ったかだ?
 
01. More Than a Feeling (宇宙の彼方へ)
02. Peace of Mind
03. Foreplay/Long Time
04. Rock and Roll Band
05. Smokin’
06. Hitch a Ride
07. Something About You
08. Let Me Take You Home Tonight



Camel/Breathless
ボストン/Don’t Look Back 1978
 
セカンドアルバムも同じ路線。シングルヒットチャート Don’t Look Back が前作 More Than a Feeling より上になった。79年には日本武道館で公演もあった。

富田勲もシンセサイザーによる多重録音による名作アルバムを幾つも出しているが、音のクリアさはそれを超えている。(気がする…)
富田勲 5作目のアルバム 宇宙幻想 が1978年発表されているのも興味深い。演奏内容は全然違うけど。

01. Don’t Look Back
02. The Journey
03. It’s Easy
04. A Man I’ll Never Be
05. Feelin’ Satisfied
06. Party
07. Used To Bad News
08. Don’t Be Afraid

029 キャメル/ブレスレス

08:自分音楽レコード史

022 キャメル/白雁(スノーグース) でも触れたが、哀愁漂う日本人受けする英国のプログレバンド キャメルの6作目のアルバム。
前作アルバム MOON MADNESS(月夜のファンタジア)、もしくは 3作目のスノーグース(白雁)を最高傑作と称する人もいるかと思うが、私的には一番印象に残っているアルバムが Breathless だ。

Camel/Breathless
Camel/Breathless 1978

邦題は 百億の夜と千億の夢。特に Echoes は傑作。いきなりギターのメロディラインに思わず酔いしれる。アルバム スノーグース の印象が強く残っているためか、子供に絵本を読ませる親になったかの印象が自分にはある。つまり、そこには愛情がたっぷり入っているんだな。

Summer Lightning の後半はギターが泣いている。当時の親しいギター小僧は、サンタナやこの手のバンドは「テクニックが無い!」と一喝したもんだが、そんなことはない。演奏技術はしっかりしている。
但し、ボーカルに力を入れていないバンドだったのが残念かな。

Side 1
01. Breathless
02. Echoes
03. Wing and a Prayer
04. Down on the Farm
05. Starlight Ride

Side 2
01. Summer Lightning
02. You Make Me Smile
03. The Sleeper
04. Rainbow’s End



Camel/A LIVE RECORD
Camel/A LIVE RECORD 1978

邦題は ライブ・ファンタジア と称された2枚組ライブアルバム。
特にC面とD面は、スノーグース をロンドン交響楽団と共演したライブ演奏。部屋を暗くして聴くと、あたかもコンサート会場に行った気になり何度も聴いたもんだ。(笑)1979年には来日もしている。80年は東京のコンサートも行った。


Camel/I Can See Your House From Here
Camel/I Can See Your House From Here 1979

邦題 リモート・ロマンス、このアルバムは秋葉原の石丸電気で買った輸入盤だが、アルバムに傷があったのか、一番お奨め曲 Ice が「プチッ、プチッ」と一定間隔でノイズが入り、せっかくの曲を台無しにしてくれた。

メンバーの入れ替えが最大の理由なんだけど、アルバム全体にキャメルらしさが感じられない WaitRemote Romance を聴いた印象は「何これ?」って感じだ。Remote Romance に至っては軽いテクノポップだ。彼らにテクノポップは似合わない。

Side 1
01. Wait
02. Your Love Is Stranger Than Mine
03. Eye of the Storm
04. Who We Are

Side 2
01. Survival
02. Hymn to Her
03. Neon Magic
04. Remote Romance
05. Ice



Camel/Nude
Camel/Nude 1981
邦題ヌードの物語 Mr.Oの帰還
フィリピン・ルバング島で29年間 孤独な戦闘を続けていた小野田寛郎さんをテーマにしたアルバム。日本受けを狙ったのか定かではないが、残念ながら印象に残らないアルバムだった。数回しか針を降ろしていないんだなあ。

当時は、横井庄一さん、小野田寛郎さんがニュースで話題になった。日本人の後輩として本当に本当にお疲れ様でした。

028 ツトムヤマシタ/GO、 GO TOO

08:自分音楽レコード史

日本人を代表する打楽器奏者ツトムヤマシタのオリジナルアルバム。幼い頃からクラシックに浸り、日本の交響楽団に参加、若くしてジュリアード音楽院、バークリー音楽院で学び、ニューヨーク・フィルハーモーニー等にも加入。

ツトムヤマシタ/GO
ツトムヤマシタ/GO 1976

京都生まれのせいもあるのだろうか、ツトムヤマシタの音楽には日本の「和」を感じる。このアルバム「GO」は、全曲文句のつけようのない名盤だ。

ゲストミュージシャンも超豪華、スティーブ・ウィンウッド、マイク・シュリーヴ、アル・ディ・メオラ、クラウス・シュルツ・・・知っている人なら「おおっ~!」と叫んでしまうメンバーで構成されている。
クラシックとジャズを融合させ、プログレッシブロックとフュージョン音楽に仕上がっている。メロディラインも日本人が好む歌謡曲がベースになっている。

01. Solitude 1:05
02. Nature 4:27
03. Air Over 0:43
04. Crossing The Line 6:51
05. Man Of Leo 3:55
06. Stellar 1:23
07. Space Theme 2:51
08. Space Requiem 1:31
09. Space Song 3:58
10. Carnival 2:48
11.  Ghost Machine 2:09
12. Surf Spin 2:26
13. Time Is Here 2:54
14. Winner/Loser 4:18



ツトムヤマシタ/GO LIVE
ツトムヤマシタ/GO LIVE 1976

こちらは GO の2枚組みのライブアルバム。基本的に前述のアルバム GO と同じだが、ライブアルバムの方が臨場感がある。勿論、これも名盤。

Side A/B
01. Space Song 2:30
02. Carnival 1:20
03. Wind Spin 8:15
04. Ghost Machine 3:48
05. Surf Spin 1:47
06. Time Is Here 7:22
07. Winner/Loser 5:25

Side C/D
01. Solitude 0:58
02. Nature 4:31
03. Air Voice 1:00
04. Crossing The Line  7:49
05. Man Of Leo 14:22
06. Stellar 1:24
07. Space Requiem 3:09



ツトムヤマシタ/GO TOO
ツトムヤマシタ/GO TOO 1977

男女が重なっているのが何ともエロチックなジャケット。このアルバム写真と音楽内容はまさに一致する。
海外版のアルバムは、川に小船が浮かんだ写真風景のため、アルバム内容と音楽が一致していない。日本版アルバムの方が圧倒的に良い。

GO から若干メンバーは変わっているが、相変わらずの超豪華メンバー。個人的に GO 以上の名盤だ。

ボーカルを前面に押し出し、ロック色がより強くなった。特にリンダルイスの高音域の力強い Madness のボーカルは圧巻だ。

鯨のなぎ声、波打ち際の音から日本の琴、ピアノそしてオーケストラが加わり本曲となる Mysteries of love の男と女の甘く切ない曲。ここでもリンダの声が魅力的だ。
そして、カモメ(ウミネコ?)の鳴き声とピアノだけで始まる Beauty は、まさにビューティーそのもの。これらメロディラインは完全に日本の歌謡曲だ。

01.Prelude
02.Seen you before
03.Madness
04.Mysteries of love
05.Wheels of Fortune
06.Beauty
07.You and Me
08.Ecliptic

027 ELO/A New World Record

08:自分音楽レコード史

ELO(Electric Light Orchestra)は、名前通りロックにオーケストラ・サウンドを融合させたロック(ポップス)バンドだ。英米中心に非常に人気のあるバンドの一つだった。勿論、日本でも人気があった。

ELO/Out of the Blue
ELO/A New World Record 1976

6枚目のアルバムである A New World Record(オーロラの救世主)は、ELOのトレードマークとなる謎の円盤がジャケットに登場する。
とりわけ2曲目の Telephone Line(テレフォンライン)は涙もの。深夜の受験勉強中にラジオから流れていた頃を思い出してしまうと、思わず胸がキュンとなる(笑)。
電子音のイントロから始まりラジオの向こう側から聞こえるボーカルが次第に本曲になる。

Side 1
01. Tightrope 5:03
02. Telephone Line 4:38
03. Rockaria! 3:12
04. Mission (A World Record) 4:25

Side 2
01. So Fine 3:54
02. Livin’ Thing 3:31
03. Above the Clouds 2:16
04. Do Ya 3:43
05. Shangri-La 5:32



ELO/Out of the Blue
ELO/Out of the Blue 1977

2枚組の最高傑作アルバム。完成された音楽は見事としか言いようがない。
謎の円盤は長岡秀星が手掛け、ELOのトレードマークとなる。ジェフ・リンの天才的な音楽手腕には、もう脱帽!

ELO/Out of the Blue
ELO/Out of the Blue 1977

Side 1
01. Turn to Stone 3:47
02. It’s Over 4:08
03. Sweet Talkin’ Woman 3:48
04. Across the Border 3:53

Side 2
05. Night in the City 4:01
06. Starlight 4:26
07. Jungle 3:51
08. Believe Me Now 1:21
09. Steppin’ Out 4:39

Side 3
10. Standin’ in the Rain 4:21
11. Big Wheels 5:05
12. Summer and Lightning 4:14
13. Mr. Blue Sky 5:05

Side 4
14. Sweet Is the Night 3:26
15. The Whale 5:02
16. Birmingham Blues 4:23
17. Wild West Hero 4:42



ELO/Out of the Blue
ELO/Discovery 1979

この頃、ディスコが流行り私も六本木に何度も繰り出す頃なんだな。ELOもディスコサウンドを取り入れ、軽快なポップス絵巻を繰り広げている。

Side 1
01. Shine a Little Love 4:43
02. Confusion 3:42
03. Need Her Love 5:11
04. The Diary of Horace Wimp 4:17

Side 2
05. Last Train to London 4:32
06. Midnight Blue 4:19
07. On the Run 3:55
08. Wishing” – 4:13
09. Don’t Bring Me Down 4:02



ELO/Out of the Blue
ELO/Xanadu(ザナドゥ) 1980

乗りに乗っているELOは、オリビア・ニュートン・ジョンの主演映画「ザナドゥ」のサウンド・トラックをも手掛けることになる。
特にA面 B面の区別はなく、片面がELOサイド、もう片面がOlivia Newton-Johnサイドとなる。
ELOサイドの Xanadu は大ヒット、当時はどこでも頻繁に耳に出来た。Oliviaサイドの MagicXanadu ほどではないが、そこそこヒットした。

Electric Light Orchestra
01. I’m Alive 3:46
02. The Fall 3:34
03. Don’t Walk Away 4:48
04. All Over the World 4:04
05. Xanadu 3:28

Olivia Newton-John
01. Magic 4:31
02. Suddenly 4:02
03. Dancin 5:17
04. Suspended in Time 3:55
05. Whenever You’re Away from Me 4:22


ELO/Out of the Blue
ザナドゥ 12inch Maxi Single 1980


ELOも好きではあったが、それ以上に好きなアーティストが幾つも幾つも登場したのもこの頃だ。
10代、20代の知識吸収は物凄い・・・これを勉強に応用すれば良かったんだけどね。

026 ビリージョエル/Stranger

08:自分音楽レコード史

20代、30代の人なら ビリージョエル? ただのポップスを歌うおじさんじゃないの? 程度にしか思わないかもしれない。

ピアノがとても上手くて(ピアニストなんだから当然なんだけどね)、曲が都会的で格好良く、私が学生の頃は滅茶苦茶クールで人気があったのだ。

最初から売れていた訳ではない、5枚目のアルバムで火がついた。Stranger(ストレンジャー)が爆発的にヒットし、翌年のアルバム 52nd Street(ニューヨーク52番街)も Stranger に引っ張られて売れた。

ビリージョエル/Stranger
ビリージョエル/ストレンジャー 1977

The Stranger の出だしがとにかくクールだ。都会の高層ビル街で一人男が口笛を吹く…まさに都会の孤独の哀愁が音楽とジャストフィットした。曲はそのまま Just the Way You Are へと続く。これで完全ノックアウトだ。
とにかく曲がお洒落だ。都会で聴かないとフィットしない曲ばかりだ。

Movin’ Out も好みだが、正直、決して全てが良い曲ばかりと思わなかった。The StrangerJust the Way You Are がなかったら、ビリージョエルはこれほど世間に知られず終わったかもしれない。2曲の存在がアルバムの他の曲にまで光を当てた。

01. Movin’ Out (Anthony’s Song)
02. The Stranger
03. Just the Way You Are
04. Scenes from an Italian Restaurant
05. Vienna
06. Only the Good Die Young
07. She’s Always a Woman
08. Get It Right the First Time
09. Everybody Has a Dream



ビリージョエル/52nd Street
ビリージョエル/52nd Street 1978

時間を空けず、翌年に出したアルバムの Honesty も売れに売れた。インターネットなんか無かった当時、音楽が流れる場所やFM放送の音楽番組をマメにチェックしていれば、Honesty、My Life は、レコードなんか買わなくても当時は容易に曲を耳にすることが出来たもんだ。

ビリージョエルは2枚のアルバムの成功で不動の地位を確立した。

01. Big Shot
02. Honesty
03. My Life
04. Zanzibar
05. Stiletto
06. Rosalinda’s Eyes
07. Half a Mile Away
08. Until the Night
09. 52nd Street

025 ボズ・スキャックス/シルク・ディグリーズ

08:自分音楽レコード史

ボズスキャックスは沢山のアルバムを出しているが、代表作と言えばこのアルバムになる。
1965年に Boz を出しているが、鳴かず飛ばずで10年経過する。
6作目に名盤となる Silk Degrees を発表する。

ボズスキャックス/シルク・ディグリーズ
ボズスキャックス/シルク・ディグリーズ 1976

その後の音楽シーンで活躍する TOTO のサウンドを聴くことができる。事実、このアルバムで共演をきっかけに TOTO と言うバンドが結成される。

デヴィッド・ペイチがアルバムサウンドに大きな影響を与えている。ボズはこのアルバムにて洗練された都会的音楽の第一人者となった。

名曲 We’re All Alone はボズの代表曲となった。当時、この1曲を聴くためにアルバムを買った人は少なくないんじゃないかな?
1曲だけ聴くならシングルを買えば?と思うかもしれないが、やはりアルバム全体を知りたくなるのが人情ってものだからね。

もう1曲、都会的でとてもお洒落な Lowdown も見逃せない。
演奏がとにかく小気味良い。TOTO がこのあと人気が出るのも理解できる。

01. What Can I Say
02. Georgia
03. Jump Street
04. What Do You Want The Girl To Do?
05. Harbor Lights
06. Lowdown
07. It’s Over
08. Love Me Tomorrow
09. Lido Shuffle
10. We’re All Alone

024 イエス/究極

08:自分音楽レコード史

イエスは大好きなロックバンドの一つだが、前作のアルバム リレイヤー に関しては、リック・ウェイクマンが脱退し、代わりにパトリック・モラーツが加入した。しかし、そこにはイエスサウンドはなかった。

イエス/究極
イエス/究極 1976

そこでジョン・アンダーソンは、パトリック・モラーツを首にし、結局リック・ウェイクマンにラブコールを贈りメンバーに復帰させる。
多くの音楽ファンは、リック・ウェイクマンが戻ってきた!と大歓迎する。自分も同じだ。

アルバムジャケットは3枚折りの豪華アルバム、デザインのイメージも一新した。
1曲目 Going for the One から力の入れ方が違う。とにかく音がうるさい!完全に騒音だ!
しかし、実に気持ち良い。実に爽快だ。これこそがロックなのだ。

世紀の曲がり角、不思議なお話を など往年のイエスサウンドとなっている。誰もがイエスは復活したと確信した。

sideA
01. Going For The One(究極)
02. Turn Of The Century(世紀の曲がり角)
03. Paralells(パラレルは宝)

sideB
01. Wonderous Stories(不思議なお話を)
02. Awaken(悟りの境地)



イエス/トーマト
イエス/トーマト 1978

アルバム 究極 のデザインを受け入れた自分だが、今回のアルバムデザインにイエスを感じられずアルバムは購入に至っていない。買う気が起きないのだ。
よって曲は全く知らない。如何にアルバムデザインが大切か分かる。


イエス/ドラマ
イエス/ドラマ 1980

何とアンダーソンとウェイクマンが脱退し、代りに ラジオ・スターの悲劇 で有名となったバグルスからボーカルのトレヴァー・ホーンとキーボードのジェフ・ダウンズが加入して制作されたアルバム。

確かに曲調はイエスなんだだけどボーカルが違う、キーボードの厚みが違う。もはやイエスではない。アルバムジャケットも往年のイエスアルバムに似てはいるが、往年のデザインではない。
こんな状態じゃあバンドツアーも失敗するさ。事実イエスはバンドツアー後に空中分解する。

数年後に再結成されるが、既にジャズに心を奪われた私は心ここにあらず。よって、イエスの最後のアルバムは奇しくも評価されなかったアルバム ドラマとなった。

私がこのアルバムに針を降ろしたのは10回以下だと思う。どんな曲が収録されていたかさえ記憶にないのだ。

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