1994年~2008年当時、迷走する情報処理技術者試験の代りに、私はオラクルマスターとサンマイクロシステムズの資格認定試験、シスコシステムズの認定試験に興味は傾き、オラクルマスターとシスコシステムズの試験を強く推奨した。

まず、オラクルマスター
大規模システムを構築する場合、必ずデータベースが必要になる。
そのデータベースの雄は、圧倒的にオラクルになる。
当時のデータベースは群雄割拠
オラクル社のOracle、インフォミックス社のINFORMIX、サイベース社のSybase、IBM社のDB2、ボーランドのInterBaseなど、全部そらで即答できるほど馴染みのある製品だ。
富士通のSymfoware、日立のHiRDBなるものもあったが、メーカー依存のシステムでしか使われなかった。やはり何と言っても、オラクル、サイベース、インフォミックスが3強だった。
インフォミックスが2001年にIBMに買収されるなど業界は常に変化するなど変化はあったが、現在はオラクル(Oracle)、IBM(DB2)、マイクロソフト(SQL Server)の3強時代。この3社だけで世界の殆どを牛耳っている。富士通(Symfoware)や日立(HiRDB)も頑張っているが。3強に大きく水を開けられている。
このデータベースの雄、オラクルの試験取得はデーターベース技術者として非常に権威がある。
オラクルマスターの定番書籍 (私もSilverまで勉強しました)
もともとは、Silver、Gold、Platinumの3つだったが、確か10gからBronzeが加わっている。
言葉通り、Bronze<Silver<Gold<Platinum の順に難度は上がる。
更に2007年、ORACLE MASTER Expertを開始している。
試験は、Platinum実技試験を除いてコンピュータで行われ、その場で結果が分かるのだ。
当時、私はオラクルマスターを強く推奨し、私のアドバイスを忠実に守り一生懸命勉強して、Bronze、Silver、25歳程度にして Goldまで到達した元弊社スタッフがいる。
工業高校卒、業界未経験、このままじゃ未来は大変、現場で作業をしながら彼は真面目に勉強した。
資格効果は抜群、これを取得するだけでデータベースの知識を有していることが容易に判断できる。IT業界に於いて、就転職に非常に高いステータスだと言える。
但し、Bronze資格を保持しただけでは駄目だ。Silver、Goldを持って意味をなすのだ。
まあ、どの試験にも言えることだけどね。