履歴書の中で一番お目にかかるのが、マイクロソフト認定資格 MOS(Microsoft Office Specialist)資格だ。(旧 MOUS)
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの利用能力を証明する資格。
スペシャリストが一般的なレベルで、エキスパートが上級レベル。
特にWord、Excelのスペシャリストの資格は履歴書で良く拝見します。
最初の頃、恥ずかしながら問題内容を知らず履歴書をみてもスキルレベルが分からなかった。
内容を調べて一般的な範囲であることが分かった。
ビジネスであれば、Word、Excel、PowerPointは使用頻度が非常に高いソフト。別に資格を持たなくても毎日使用していればそこそこ使いこなせるようになってしまう。
確かに「私パソコン使えます」の意味では有効な資格だ。特に一般事務職的な業務では有効だと思う。但し、IT業界であれば、物足りない資格になるため意見が分かれるところだ。私はあった方が良いと思うが、無理して取得しなくても良い気もする。
ソフトウェア開発会社であれば、ExcelやAccessのVBA(Visual Basic for Applications)を使って業務処理の自動化を依頼される可能性はある。VBAとまで行かなくてもマクロを駆使してデータの集計を作成して欲しいと依頼される可能性は十分すぎるほどある。
ExcelのVBAだけで定例業務が驚くほど効率化される場合が多々ある。最初は専門書籍を睨みながら苦労して作成することになることだろう。
だが、プログラム作成に馴染みの少ない人にとって、この努力は飛躍的にプログラム作成能力を向上させる。その苦労はMOS資格のエキスパートレベルと異なる価値を得るだろう。
MOSの資格はOffice 製品のスキルを証明する資格でしかない。
IT業界のプロ向け資格は、2012年4月より体系化された MCP(マイクロソフト認定資格プログラム: Microsoft Certification Program)を検討するべきだ。(注)
MTA<MCSA<MCSE・MCSD<MCSM
MTAは、就職を控えた学生や新人の入門に最適。よって、IT技術者向けで実際に価値がでるのはMCSAから。
正直、それぞれがかなり細かく定義されている。私にはこの資格を語る知識がないので、参考になりそうなサイトを探しました。詳細はこちらを参照下さい。
ここまで来ると私はあれこれ言える知識はありません。質問等無しでお願いします。(笑)
(注)旧制度のMCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル:Microsoft Certified Professional)とは異なります。