ここまで数回に渡って記述した内容は、私の過去のコンピュータ経験によるものだ。
アセンブラの経験こそないが、汎用機のCOBOL、C言語、Java、更には VB や VBA 、HTMLは当然として各種スクリプト言語、ActionScriptまで好奇心で試した。
こうした言語はノイマン型コンピュータと呼ばれる現在世間一般にある殆ど全てのコンピュータの基本構造で成り立っている。即ち、CPU、メモリ、外部記憶装置が前提に考えられている。
昨今はクラウドコンピューティングがIT業界では重要キーワードになっているのはご承知の通り。これは、ネットの常時接続が前提として考えられている。今やネットワークありきでコンピュータは進化している。これがもっと進化すると、コンピュータの考え方は変わってくる。
NHKスペシャル「NEXT WORLD」より クリックするとジャンプします
今年1月のNHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」の第1回目に未来のコンピュータが紹介された。
未来のコンピュータは、現在のノイマン型コンピュータでなく、非ノイマンコンピュータとなる。
IT用語辞典で調べると、「脳の神経細胞に基づくニューロコンピューターや量子力学の原理を応用する量子コンピューターなど」 と定義されている。
現在のコンピュータはデジタル信号「0」「1」の2進法で処理を行われているが、この概念が覆る。ここで、ニューロコンピュータ? 量子コンピュータ?って何なのか疑問が生じる。
ちょっとキーワード検索して調べてみたが、もう何を言いたいのかよく分からない。
実現には20年から50年後になるようなことが書いてあるが、早ければ 現在赤ちゃんが大人になった頃、非ノイマンコンピュータが登場している可能性はあるってことだ。
どんなコンピュータアーキテクチャになるのか非常に好奇心をくすぐられる。すごく長生きしないといけないけどね。
ひとつだけ言える。
コンピュータのアーキテクチャーが変わるってことは、プログラミングの概念が変わるから、現在の Java や C++ をはじめ 現在の全ての言語は間違いなく過去の言語になり、新しい概念のプログラム言語が生まれるだろう。