2045年が人類の技術的特異点だって?
昨年あたりからIoT(特に制御系システム)の案件が実に多い。
2020年の東京オリンピックに向けての東京の街を IoT で変えていこうとしていることが良く分かる。
正直、IoT の言葉はピンとこない。
数年前にネットワーク機器会社のシスコ社がしきりに使っていた IoE の方が分かり易い。Internet of Everything だからだ。
関連書籍を数冊読んだ。
一見、薔薇色ような内容だが読み進めていくと、行きつく未来にとても気になる点が記されている。
2045年には人類の開発した技術が限界に到達すると予測されているのだ。これを技術的特異点(Technological Singularity)と呼ぶらしい。
特異点なんて言うとビッグバンやブラックホールなどを思い出してしまう。
要は、コンピュータ技術の物凄い進歩で人間の開発した技術が限界に達し、人類を超える究極の人工知能が発達し、その人工知能は人間より優秀な人工知能を開発していく。
これって、ターミネーターのスカイネットが人類の終焉を提示していた映画と同じじゃないの?
凄いのは大真面目に既に多くの企業が研究開発しているってこと。
グーグルしかり、マイクロソフトしかりだ。
しかし、ビルゲイツらもこの進歩には脅威を抱いている一人らしい。
そんな未来を見るには、2045年まで生きなきゃいけない。あと30年近く先だ。ちょっとなあ~。
30年後は、どうも今の常識で考えられない世界になっているようだ。
ああ、実に末恐ろしい・・・。
とりあえず、2020年の東京オリンピック時に IoT システムがどこまでになっているかだ。