今回の写真は全て8月4日 私の郷里糸魚川で行われた市民流し、参加者3,000人が駅前通りを一周する。
私も踊りに参加させて頂いた。(全写真は地元セミプロカメラマンの渡辺貴さん。但し、1枚だけ私が持参していた携帯カメラで撮影したものを混ぜている。50万円以上する高級カメラに対して1枚だけスマホカメラの写真はど~れだ!)
2016年12月22日発生した糸魚川駅前大火の現場を挟んで駅前大通りを一周する、被災後 新しく家が建ったところもあれば、いまだそのままのところも少なくない。
市民流しだから基本的に市民でなければ参加出来ないのだが、そこはそこ、参加させて貰えたのだ。
東京で見かける大パレードなんかと決して比較してはいけない。地方も一生懸命頑張って開催していることに大きな意味があるのだ。
40歳頃になると、会社で上からも下からもつつかれ、疲れ果ててくるビジネスマンは少なくない。
社会人生活に嫌気がさして、これまでのスキルを生かして会社を立ち上げる人は少なくない。特にIT業界は、スキルさえあればとりあえず仕事をやっていける。
私も40歳少しして独立した。最初は個人事業主として数年、ある会社の立ち上げのお手伝いもした。その会社の部長職になり、そこを辞めていなければ、恐らくそこの社長に任命されていたかもしれない。
その後、自らの会社を興した。手探り状態だったが、仕事が舞い込み、そこそこ上手くいっていたが、会社を立ち上げて直ぐリーマンショックに直面して仕事が全くなくなった。
それでも10年以上経過した今も生き残っている。某会社に間借りさせて貰ったりして、見栄を捨ててやってきた時もある。この先何が起きるか分からないが、大きなトラブルを起こさない限り大丈夫なところまできた感はある。あとはいかに拡大出来るか否かだ。
会社を興しても、多くの会社は消えていく。消えないながらも中小企業は赤字の方が、黒字の会社より圧倒的に多い。当然、知っている人でも会社を畳んだ人は何人も知っている。逆に上場された社長(今は会長職)も知っている。
会社を興しても継続出来る会社は僅かしかない。今思えば、40歳そこそこで会社を興すことに大きな不安はあった。しかし、独立していなければ今はなかった。
今の仕事が嫌で仕方がないのなら会社を辞めて、自分で会社を興す方法は確かに一理ある。仮に私が、同様なことを相談されたらどう答えるだろうか?
間違いなく相談される相手によって答えは変わる。
今の会社でそこそこ認められるレベルに到達していなければ、会社を興しても駄目なことは分かり切っているからだ。そこそこ認められるレベルとは、会社で突出したレベルになることじゃない。
私は、リーダーシップも突出したスキルも無かった。根っからの技術者タイプで営業センスも全く無かった。おまけに人脈も無かった。
ただ一つだけ真面目に続けてきたことがある。得られた仕事は、自分が納得するまで丁寧に一生懸命対応したこと。初期の頃は、ボランティアに近い仕事を幾つもしたことがある。対応しながら、夜遅くまで破格の価格のボランティア作業に自問したことは何度もあった。
しかし、自分が拘り続け納得出来れば、間違いなくお客様に満足して頂き感謝された。そうすると次の依頼が必ず貰えた。それを繰り返し徐々にお客様は増えた。
巷に「楽して成功する方法」「何もしないで稼げる方法」らしきの書籍や情報を目にすることがある。
しかし、そんな美味しい話は絶対にない!
答:スマホカメラは下から2番目の写真です