4月5日、東京ビッグサイトでのコンテンツEXPO & AI・人工知能EXPO。
これまではクラウド関係やウェブ関係のシステムに関係する展示会に出掛けていたが、今回はコンテンツEXPOなる従来と趣が若干異なる展示会に出掛けた。勿論、しっかり同時開催のAI・人工知能EXPOも出掛けている。
IT系の展示会なのでこれまで経験した展示会と大きく方向は違っていなかったが、コンテンツEXPOの方は、名前通りコンテンツに関する展示となり、これはこれで非常に参考になった。
高臨場感映像、音響技術、一昨年あたり一旦は下火になった感のあったVR・ARもビジネス活用に視点を変えて登場してきた。『おっ!これなら仕事に使えそうだ!』、仕事に使えそうと思うとやはり価格が気になる。『これを導入すると費用は概算幾らくらい必要ですか?』
出展側もビジネスだから真面目に答えてくれる。しかし、なかなか導入するには決してお安くない価格。
少し前なら驚きと関心だけのAI技術は、社会生活に自然に自然に溶け込んでいく感が非常に高い。これらのサービスは、今年の秋頃から5Gの高速通信のプレサービスが始まることで広く一般化するだろう。
技術ってものは最初は非常にシンプルなもの。どんどん進化していくことで複雑になっていく。だから少しでも早く僅かだけであっても関与していることが重要となる。ただ傍観しているだけでは駄目だってことだ。のんびり先送りしていると技術についていけなくなる。
最初に登場したウェブサイトが良い例だ。登場した当時は使い物にならないくらいダサくて低機能な代物だった。敷居が低いからホームページ制作業者は星の数ほど増えた。
システム開発会社は、『こんなの開発言語じゃない!』と馬鹿にしていた。(すいません私もその一人でした)
しかし、技術はどんどん進化していった。専門の開発言語が登場し、今やデータベースが絡む受発注システムのように複雑に進化している。ここまでになると個人がホームページを制作するレベルでは太刀打ち出来なくなる。
意外にも興味を覚えたクリエイター出展ブース。
イラストレーターやデザイナー、写真家や絵本家、映像やゲームサウンドクリエーター等の個人700名が一堂に集結したブースだ。これだけ個人の出展ブースが並んでいる展示会は初めての体験なので驚いた。
出展するだけあってイラストレーターやデザイナーの作品は半端なくプロだ。その完成度の素晴らしさに何故かとても嬉しくなってしまった。
弊社でもプロのデザイナーやイラストレーターを外部要員として協力頂くことはあるが、自然にコンタクトが取れなくなる個人クリエーターは少なくない。いかに個人がプロとして長く稼いでいくことは大変だと言うことだ。
AIと言うとロボットをイメージし易いが、ロボットや機械は一部でしかない。むしろAI技術を使ったソフトウェアの方が多い。この技術もどんどん社会生活の中に溶け込んでいくのだろう。
ある程度 基本が分かってくると、組み合わせれば色々なことが出来ることが分かる。それが非常に楽しい。
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