こちら、週末の神楽坂の某ライブハウスでのスマホ写真。
小中高時代の同級生に誘われて、少し前の週末に出掛けた。同級生とは親しかったが、高校を出てから特に交流した訳ではない。でもSNSの力って凄いよね。いつのまにかネット内でも友達となって、こうして同じ時間を過ごしている。
久しぶりにのんびりした時間を過ごせた。ついつい瓶ビール3本を一人で飲んで歌を聞き入っていた…。
ビジネス書をあまり読まなくなった。月に数冊読めば多いほうになってしまった。
勿論、立場的な理由からだ。いまさら最新開発言語を追っかけても仕方がない。それより会社運営に関する知識の方が重要だからだ。
30代のや40代の頃は書籍代だけで月2~3万円かけていた。マンガも非常に沢山読んだが、ビジネス書や専門書は図書館の書籍を含めると相当の数を読んでいたと思う。
現役バリバリの頃は、C系、C++系、Java系のこ難しい専門書を年間30冊は買っていたもんだ。
30代の頃が一番貪欲だったと思う、専用書以外に日経BP社の専門書を自宅で4冊同時購入していた。日経コンピュータ、日経バイト、日経オープンシステム、日経パソコン(今の日経パソコンは悲しいほど超初心者向けだが、MS-DOS時代はもっと厚くてかなり専門的な内容があった)。
IT業界独特の業界用語もすんなり覚えられた。開発技術者の先輩も後輩も。私の知識に一目置いてくれた。本当に有難いことだ。
それが今はどうだ、なかなか覚えられない。読んでも理解するのに時間がかかる。そのうち読むのさえ嫌になってくる。老化とはこういうこことなんだと悟る。つくづく・・・。
若い時こそ勉強してスキルを身に付けよう。今の私は心底 心からそう思っている。
過去の知識や経験を今後に生かすことは、どこの業界であっても重要だ。
20代に経験した業務システムは今でも非常に役に立つ。例えば人事給与システムを設計~プログラミングした経験があるからこそ、税率表は変わっても鉛筆1本あれば、給与・賞与・遡及・月変算定・年末調整が出来る。社会制度はいきなり変わらないからだ。
給与システム、物流システム(倉庫管理システム)、受発注システム、証券取引所の売買システム、クレジット会社のオーソリシステム&情報系対応・・・どれも数年開発経験した業務だ。短くても2~3年、長いものは7~8年も在籍した。これらの知識は今でも非常に役に立っている。
しかし、これが技術系の知識になるとちょっと話は違う。ハードウェアと開発言語が時代とともに大きく変わってきたからだ。
私はCOBOLでスタートした。マスターすれば技術者として一生安泰だと上司に教えられた。しかし、そんなの10年も持たなかった。その後、C言語に移行し、さらにJavaの設計開発環境に移行した。PHP言語も登場し、並行してスクリプト言語含む幾つもの開発言語に触ってきた。
一緒に行った友人は警察関係のお堅い職業柄、パンダ君に変えた
言語の寿命は不安定だ。但し、一つの言語を完全マスターすれば、新しい言語をマスターすることは難しくない。全ての言語の考え方なんて一緒だからだ。
言語開発を不得意な人は、上級開発言後を完全にマスターしていないから、新しい開発言語は中途半端になってしまうのだ。
国の制度が大きく変わらない限り業務知識はいつまでも役に立つ。
多くのIT技術者の新人は言語開発に目が行くが、システムを引っ張り構築していく技術者は、みんな業務知識が豊富だ。設計開発の出来る上流SE故だ。
上流工程の作業には最初は製造工程もしっかり経験しなければいけない。しかし、いつまでも製造工程ばかり経験していると上流工程の仕事が回ってこなくなる。
売れっ子技術者を目指すなら上質の仕事を経験しよう。弊社では未経験でも基本から売れっ子技術者になるように指南します。