今回の写真は、仕事であちこち出かけた際にスマホで撮影した都内風景。もっとあちこち出かけているが撮らない時の方が圧倒的に多いので、これらは気分が良いときに撮った風景写真になるかな。
仕事の打ち合わせで都内のあちこちに出かける。
朝から出かけて昼過ぎに戻ってくると、どっと疲労感が出てその後の集中力が途切れる。会社を興してから10数年経過した。徐々に徐々に体力は衰えているのを感じ出している。
頭の中では、「朝の時間にAの作業を終わらせ、昼までにBの作業をやって、午後一番にCの作業を行って、15時までに来週の営業資料をまとめて…」と思っていても午前中の作業を終わらせる頃で思考能力が停止し、予定が遅れていく…。
考えていた作業がその日に終わらず、明日に延ばすしかなくなる。
要は従来なら確実に終わるはずの作業量が、想定していた時間内で終わらないことが少なくないのだ。以前の自分なら確実に余裕で終わる作業のはずが、何故かタイムアップになってしまう…。あ~駄目だこりゃ!
目的地に向かって歩く。若い頃は追い抜くことの方が断然多かった。いつのまにか意識しないと歩く速度は遅めになった感がある。昨今は逆に追い抜かれることさえある。あ~駄目だこりゃ!
駅のホームに電車が入ってきた。若いときは階段を2段飛びでホームに駆けのぼり飛び乗った。いつのまにか1段ずつ早足で駆け乗るようになった。しかし昨今は「まあ いっか、次の電車に乗るか」なる場合も少なくない。あ~駄目だこりゃ!
働き方改革の導入で働く人の意識も大きく変わり確かに労働環境は劇的に改善されている。今と比較すれば、昔の企業なんて殆どブラック企業だったかもしれない。確かに労働環境は昔より良くなったのかもしれないが、今のビジネスマンの方が間違いなく大変だ。
何故かって? 仕事に対するレベルとスピードは、どんどん高く早くなっているからだ。
そりゃそうだ!私の先輩達の時代は、黒電話、ソロバン使って帳簿に鉛筆で記入していた時代だった。私の社会人1年生は大手コンピュータソフト会社だったから、情報武装としてはかなり進んでいたはずだ。
それであってもプログラムはコーディング用紙に鉛筆で書いていた(キーパンチャーが存在していた)。システム設計書やプログラム仕様書は手書きの時代だった。
「それっていつの時代だよ」と思うかもしれないが、せいぜい30年ちょっと前であれば、そんな時代だったのだ。今思えば限りなく非効率だった(それがまた良かったんだけどね)。いつのまにかコンピュータは全ての業種に広がり、業務がどんどん効率化され、同時に内容は複雑になっていった。
間違いなくスピードは要求され時間当たりの作業量は今のビジネスマンの方が圧倒的に多くなっている。効率よく仕事が出来なければ現代社会は生き残れない。フットワークが良くなければ生き残れない。
頑張れ 現役ビジネスマン。