今回の全写真はカメラマン渡辺貴さん撮影による海谷(うみたに)山峡パークだ。渡辺さんから1枚20MGほどの超解像度の高い見事な写真だ。
今やテレビやネットの話題は新型コロナウイルス一色だ。感染者は世界に広がっている。これだけ毎日気分が下がる報道内容が続くとかなり食傷気味になる。
メディアの複数の見解が真逆の場合があったりして何を信じて良いのか分からない場合もある。たちが悪いのはフェイク報道もあることだ。トイレットペーパー騒動は最たるものだ。
マスク買い占め高額転売、小中学校の一斉休校、閑古鳥の飲食店、テーマパークの休園、劇場や施設の閉鎖、コンサートやイベントの相次ぐ中止、こんな話ばかりだ。
スポーツにおける世界最大のイベントであるオリンピックが東京で開催される。年が明けた2020年の初頭は東京オリンピックに気持ちはワクワクしていた。今年の夏は特例として事務所でテレビを流しながら仕事をしようと考えてもいたが、開催そのものを危ぶむ状況に陥っている。
今や新型コロナ対策は日本だけでなく、世界全体の最大の関心ごとだ。過度な楽観も悲観も避けるべきであることは分かっているが、この話題に一切触れずにいることは不自然でもある。
昨今はイタリアを筆頭とする欧州が深刻のようだ。メディアの報道が真実であるならば、まさに非常事態だ。
私は政治家でもこの手の評論家でもない、無責任な言論は控えるが、景気の悪化は覚悟しなければいけない。2020年度の世界経済は間違いなく相当なダメージを受ける。
「IT業界はどうなんですか?」と、良く質問される。「今のところは特に変化はないですよ。しかし、この業界だって市場の動向と連動するのだから、長期化すれば無関係なはずは無いですよ」と正直に答える。影響の無い業界などない。
一日も早く収束することを祈るばかりだ。経営者がすべきことは、いかに会社の被害を最小限に抑えることだ。これまで以上に最善を尽くしたい。
今、やるべきことは何か? 出来ることは何か?
まずは各自が感染拡大を防ぐ行動をすることに尽きる。何事も健康であればこそだ。一緒にこの困難を乗り越えよう!