今回の全写真は2020年1月15日、カメラマン渡辺貴さん撮影による青海の竹のからかい(おうみのたけのからかい、新潟県糸魚川市、国指定重要無形民俗文化財)だ。江戸時代から続き、顔に隈取り(くまどり)をし、2本の竹を引き合う。警備にあたる警察官も隈取りする。
新型コロナウイルスの影響で、全世界の全ての人が不安な日々を過ごしている。2020年が明けた時は東京オリン開催に胸を躍らせたもんだ。僅かその2か月後だ。
前回も少し触れたが、いま新型コロナの話題に触れない記事の投稿は逆に不自然だ。よって、あえて触れる。
既にテレワークを導入している企業は少なくない。時差出勤の導入も進んでいる。私の知る会社の営業マンもテレワークで業務を遂行しているようだ。
営業マンがテレワーク出来るの?と思われる人もいるかもしれないが、電話やメールでアポを取って必要に応じて会うスタイルであれば十分業務は成立する。そうであっても対面は避けられないが、リスクは大幅に減少する。
IT業界はテレワークを最も導入しやすい業種だと言われるが、テレワークが導入できない業務も多々ある。現地で環境設定作業に至っては行くしかない。そんな移動しなければいけない業務は多々ある。
相変わらず混雑した電車に乗って会社を往復するビジネスマンは少なくない。誰も好き好んで通勤しているはずがない。通勤ラッシュは若干緩和された感はあるが、人と人がある程度の間隔を保って乗車することは不可能だ。
いくらテレワークが進んでいると言っても、やはりウイルス感染に怯えながらも通勤せざるを得ない人達は多いのだ。ほぼ全員がマスクをして電車に乗っている日本人の国民性は本当に素晴らしい。マスクをしない人は一車両に必ず一人はいるが・・・。
そう言えば、東日本大震災で福島の人たちが整然と秩序を守って危機に直面していたテレビ映像があった。海外メディアは体育館に避難した住民の様子を自国に伝えた。我々日本人にとって、何ら違和感のない光景だったが、外国ではその姿を称賛した。
日々変化するコロナ報道、今後の国の政策に注目しつつ、コロナショックを乗り越え、1年延期された東京オリンピックの感動を味わいたい。負けるな日本、みんなで乗り越えよう!
この記事は、糸魚川市青海にあるデンカ工場に関する2020年4月3日の記事だ。本社は日本橋室町。今回掲載した「竹のからかい」の写真は、デンカ青海工場がある町だ。掲載している写真にも工場勤務の方もいるかもしれない。先が見えない気持ちの沈みがちな昨今、非常に元気を貰える記事だ。
ちなみに弊社は大変お世話になっている会社のひとつだ。