今回の全写真は料理の写真、仕事柄沢山の素材集を所持している。その素材集の中から料理の写真を選んでみた。写真を選んでいて無性に食べたくなったのが このあんかけ焼きそばだったんだな。
コロナ禍でテレワークと称する働き方を求められている。往復の通勤移動時間がなくなるのが最大の売りだ。まさに脱東京だ。
しかし、どの業種もテレワーク賛成派って訳ではない。人が激減したオフィス街に乱立する飲食店やコンビニを含む各種サービス店舗。こうした業種はテレワークのしようがない。テレワークが出来る職種は恵まれている気がする。
7月初旬、仕事で電車に乗って都内の某駅に降りた。犬を連れて散歩する50代らしき男性。顔見知りの年配の女性が、少し離れたところから「今日はお休みですか~?」、男性は「今日はテレワークなの」と、ラフな格好をして返答。
二人の顔をチラリと見てその横を私が通過した。いつもなら何も思わず通過するだけだが、今回はちょっと違った。「この時間に犬を連れて散歩するんかい? 本当にテレワークやってんの~?」と疑ってしまった。
外見で判断してはいけないが、とてもパソコン使って業務推進するような人に見えなかったからだ。う~ん、こうした人が多いから、経営側は導入に疑心暗鬼になるんだよなあ~。
そもそも給料って、(嫌な)上司や部下と一緒に行動を供にして仕事を覚え、通勤時間など全部含めたものが「給料」だと私は学んだんだけどね。いつのまにか、給料=時間に対価の報酬にすり替わってしまった。
生産性の悪い人は必ずどこの職場にもいる。優秀な人であっても最初から何でも上手くいくはずがない。自己管理できる人であればテレワーク推進は全然問題ないけれど、誰もかれもって訳じゃない。
そう思うと妙な未来が見えてきた。
テレワークの導入が今後ますます広がっていけば、いづれ現在の時間管理でなくタスク管理になっていくのではないかと。つまり与えられた命題や課題の達成に応じて報酬(給与)が発生するスタイルだ。これなら時間管理の必要がなくなる。
これは、今のフリーランスや個人事業主の形態と同じだ。
しかし、これってとても大きな問題がある。今以上に能力や自己スキルが必要になってくるからだ。
テレワークが一般化したとしたら、ますます働きにくい世界が到来するんじゃないだろうか?
フリーランスは能力があるからこそ一人でやっていける。果たしてテレワークで企業精神や愛社精神は出るものなのか?上司や後輩や色々な人と交流があって人は育つ。恐い上司や尊敬する先輩、綺麗な女性社員がそこにいるから頑張れる人もいるはずだ(笑)。
大学もオンライン授業が導入されている。今はコロナ禍だから異論が出ないが、これが一般化すると大学生活がどうなってしまうのか?そもそもキャンパスで青春を謳歌出来なくなる。(既に今どきの大学生は、キャンパスで青春謳歌なんて概念を持っていないかもしれないが)
テレワークを単純に喜んでいる人が多いように見かけるが、更なる厳しい時代が到来する気がしてならない。
より厳しい時代にシフトしそうだ。大丈夫かいな!