今回の全写真は未経験者の教育風景。創業時は専門の教育機関で教育を行ったことが数年あるが、どうもコストと時間が結果に結びつかない。講師は熟練でも所詮ビジネスの延長だ。どうしても講師と生徒の距離は遠い。会社の先輩が講師の場合、説明が下手でも親近感が全然違う。講師も勉強しておかないと指導が出来ない。IT資格を保持していなければ、新人に格好もつかない・・・教える側も意識が変わる。一挙両得だ。
2020年はコロナ・コロナで世界は一変した。都内の感染者数は増加の一途。コロナ禍で仕事スタイルは激変し、企業の業績は大きく変わった。必然的に新卒就職や転職者にも大きな影響を及ぼしている。
いつからか弊社はいきなり社員採用でなく、社員前提のアルバイト募集を行っている。問題ないと判断したら社員採用となる。今年秋に1名のスタッフ欠員補充にアルバイト募集を行った。このご時世もあるのか、小さな会社ながら多くの方から応募いただいた。ほんとうに有難い。(※ 現在、民間人材サイトの募集は閉めています、但し、直接サイトからの応募はOK)
コロナ禍の応募者は切実な気持ちで応募する人が多いこと。この秋に大学を辞めるという中退の道を選んだ人(良い大学なのに家庭の事情?勿体ない)、看護師を辞めて応募された人(職場は大変だったんだろう)、企業の業績悪化に伴う解雇(宿泊関係、コロナ禍に直撃されたんだね)・・・そんな人たちの履歴書の写真は皆しっかりしている。
しかし、履歴書を見るたびにこんな人までアルバイト応募するご時世に落胆した。今の日本の実情がこうなんだと。
こうなると売りのないフリータレベルの人は、どの会社を応募しても書類通過さえ厳しいだろう。
書類選考さえ通過しない人の書類は根本から違う。履歴書の写真がそもそも悪い!会いたいと思わない。メールの遣り取りもビジネスメールとほど遠い。友達にラインの送信しているんじゃないんだぞ。所詮「アルバイト募集」と思っているのだろうか?真面目に社員前提で次世代の人材を求めている。
話は戻るが、先ほどの不遇な理由で仕事を得られない応募者なら全員採用したい!でも、こんな小さな会社じゃ全員なんて絶対無理だ。資金難で即倒産だ。ぜいぜい数名しか採用できない。対象者は僅か数名になるが、縁あって知り合ったんだからしっかりスキルを身に着けてどこにも通用する社会人になって欲しいと切に思う。
社内で最低限の勉強をして貰う。最低限と言っても実践に役立つ最短トレーニングだ。軽い気持ちだと簡単じゃないかもしれない。更にこれをクリアして残りは実践でしっかりスキルを磨く。
楽して生きていけるほど社会は甘くない。のんびりするほど人生は長くない。とにかく今を一生懸命頑張ってみよう。
「俺は一生懸命頑張っているけど、全然生活は楽にならないぞ!」と思う人は、間違いなくまだ頑張りが足りない。もしくはコミュニケーションが世間と孤立しているはずだ。(これ、意外と本人は知らない)
結局タイトルの「自分が成長できる方法」の答えは、自分が成長するも しないも自分次第ってことになる。意識を変えるしかない。未経験応募者の皆さん頑張ろう。