4月の暖かい頃だ、外出した際、昼食に一人某駅前の定食屋に入った。
この店は注文を先にレジ前でお金を支払うシステムだ。
私は800円の焼き魚定食を注文した。千円札を出し200円のお釣りを受け取り レジ横のカウンター席に座った。
ランチ時間のため適度に客は入ってくる。1人客もいれば、3人の男女客だったりバラバラだ。年齢は20代後半か40代が多かった。
客はレジ前で注文を告げる訳だが、私はレジ横のカウンターに座っていたため客の注文方法が良く分かった。
まず1人の客がSuicaで精算した、次の客はVISAかMasterのクレジットカードだった。3人の男女(男2と女)は、3人が2種類の支払い方法だった。
定員はどの決済方法も慣れた感じで対応していた。
自分の注文が出てきて 焼き魚を食べながら「誰も現金で支払っていない」と思った。既にこれは当たり前のことなのか?
次の客は PayPayかPayPalかは忘れたがどちらかだった。さらに次の客は 和音?(WAON)だった。見事なまでバラバラの決済方法だ。
10組ほどの客で店内が埋まったところで ようやく現金の客が登場した。客の顔を見ると私とあまり変わらない年代のネクタイ姿のビジネスマンだった。
私が入ってからの10名ちょっとの客に関して言えば、現金を使ったのは私と同世代の人の2人だけだった。
自分もカードは適度に使うし決して現金主義ではない、家電量販店だと殆どカード派だ。
しかし、考えてみればこうした小売り店舗で現金以外で支払うことがあまりない。
こうして年齢によるギャップは徐々に生じていくんだなと悟った。キャッシュレスの是非を論じるつもりはないが、時代は変わっている。