さて、前回の続きです。
日本語変換スピードに20秒かかった時間を3秒に縮める方法です。
特に革新的な内容ではありません。
① 変換候補を選択する場合、次回からそれを最初に表示する 学習機能 の搭載
② 入力している段階で候補を絞り込んでいく 先取り変換機能 の搭載
『 なるほど 』 そうか・・・技術が云々と言うより発想がポイントです。
勿論、技術に裏付けられていなければいけません。
そんな紆余曲折があって1978年完成 (JW-10)、1979年2月に店頭に並びます。
そして今に発展します。
昨今は日本語変換は瞬時に変換されて有り難味がありませんが、一昔前は確かにコンピュータが考える間(マ)がありました。
コンピュータも人間臭かったのです(笑)。
ともあれ、素晴らしいことです。
少し古いですがこちらのサイトの後半にも載っています。
NHKスペシャルで放送されたシリーズ、確か電子立国とか言った番組でジャストシステムの一太郎の挑戦も素晴らしいストーリーです。もう脱帽です。