昨日コメント通り、自宅駅近くの駅ビル専門店やスーパーに出かけて、紳士服・婦人服のバーコードを調べてみました。
電車に乗れば大きな百貨店にも行けるのですが、そこまでしなくても30~40店舗のバーコードをチェックしていたら何となく推測が出来ました。そんな訳で極めて簡単に終わりました。
仕事ならもっと徹底的に調べるのですが、このレベルで勘弁して下さい。
流通システム/物流システム徒然記
整理するのも大変なので、徒然に数回に分けてアップし、考察はまとめて行います。
近所のユニクロのバーコードです。
どうやらユニクロさんは、全て先頭が20のインストアマーキングとし、次の5桁を独自の識別コードとして利用しているようです。
上の画像なら商品コードが84359、最後の9はチェックデジットです。
※以下、全てのバーコードの末尾はチェックデジットです。
別のユニクロ店舗にも出掛けてバーコードを調べています、20のあとに続く5桁が00005とか00006と区分されています。上の画像を例にするなら ともに00007ですね。
キッズは5、婦人なら6とかの規則があるのかな?と思いきや、どうもそうでもないような・・・。製造工場とか何らかの識別していることは確かですが・・・ちょっと分かません。
あれれ? 1万円近くするような商品に、こんなICタグが見かけられます。
この後行くイトーヨカドーさんにも1万円近くの商品には似たようなタグが付いていました。
しかし、どうやらこれはICタグでも何でもなくて、単に盗難防止用が目的のようです。
その後、近くの駅ビルの婦人服・子供服専門店を散策します。店舗が集中しているので、一気に20店舗くらい調べられるので便利です。
しかし…レディース店舗が殆どで、メンズ店舗が殆どありません。
2段方式もそこそこ見かけました。但し、メーカー(店舗)により表示形式は全然異なります。
上記の場合は、上段は45(日本)から始まる典型的なJANコードです。下段は22から始まるのでインストアマーキングとして独自なバーコード体系のようです。
感想として、この方式が一番多かったかな。
ちょっと近寄り難い私に無縁な高級そうに見える店舗もインストアマーキングでした。
専門店になると、13桁以上の数字が連なるJANコードと異なるバーコードも見受けられます。(EAN128かな?)
但し、どの店舗もその店舗内では統一性があります。
なかには3段方式を採用している店舗もありました。
1段目上は典型的なJANコード。2段目は表記にハイフンが含まれていますが、13桁の数字で構成されています。ハイフンを付加しているのは、単に見易くするためでしょう。
3段目は恐らく価格でも入っているかと思います。
1段目は、この業界特有なミシン目が入っています。
勿論、このあと色々な店舗を回ったのですが、途中から店舗ごとにルールは違うものの、一定のルールがあることに気づきます。