昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願い致します。
元旦、毎年毎年出掛けている自宅近くの柴又帝釈天を散歩。かれこれ20年以上になるだろうか?「男はつらいよ」が終了して20年以上を経過した今、確実に参拝客は減少した。
これは今年の元旦お昼頃の風景。
「人がたくさんいるじゃないの?」と思われるかもしれない。
「NO NO とんでもない!」、20年前はこんなもんじゃなかった。
20年前の混雑を知っていると、随分人が減ったなあ~と痛感する。間違いなく、映画「男はつらいよ」が影響している。
映画が上映されていた頃、誰しもその現場に行ってみたいと思うもの。渥美さんが亡くなっても数年間は、映画の影響は強く、人はごった返していた。とにかく凄かった。
参道と並行して一般道路を封鎖して屋台が並ぶ。当時は人が多すぎてこちらに回り込むことさえ大変だった。今じゃ余裕で屋台の食にありつける。これは、喜ぶべきか寂しがるべきか?
この昭和30年代の風情ってなかなか味わえない。自分が幼かった頃の昭和30年代の街並みってこんな感じだったんだろうなあ。あったかい人情がそのまま残っている気がする。