民放AMラジオは、設備の老朽化や維持コストの高騰を理由に、2028年秋までに大部分が放送を終了し、FM放送(ワイドFM)へ転換または一本化する予定だという。
すでに一部の地域では試験的な停波も始まっており、「AMラジオ」という言葉も、やがて過去のものになっていく可能性がある。

私が中学・高校時代は、深夜放送をよく聞いたものだが、今やラジオを聞く機会が殆どない。おそらく多くの人がそうだと思う。
ただ、クルマを運転している時だけ、FMラジオを流すことがある。音楽をじっくり聴くというより、何となく流している程度だが。
勘違いして欲しくないのは、ラジオがなくなるわけではない。
AMからFMへ、さらにスマホのアプリやインターネット配信へと「届ける手段」が変わっていくだけなのだ。
考えてみれば、テレビも同じだ。
2011年、アナログ放送から地上デジタル放送へ移行した時は大きく騒がれた。しかし今では、それを意識する人はいない。

当時の映像をネットで見ることがあるが、画質の粗さに驚く。慣れとは怖い、あの頃は何とも思わなかったが、技術の進歩によって大きく変わってしまったわけだ。
IT業界も同じだ。
メインフレームからPC、インターネット、クラウド、そしてAIへと技術は進化してきた。技術は、その時代の技術をベースに更に進化していった。
そう考えると、AMラジオの終了は終わりではなく、新しいラジオの始まりと言える気がする。
20年後にはスマートフォンという形すら残っていない可能性もある。身に着けることさえ不要になり、必要な情報が脳へ直接 届く時代になっているかもしれない。
だから私は、AMラジオ終了のニュースを見て、また一つ、新しい時代を迎えるんだな。そんな気持ちになった。













































