2014年7月6日 県人会館2階で「抒情画家・蕗谷虹児」の文化講演会があり取材・撮影に行ってきた。
講師は息子さんにあたる蕗谷龍夫さん(蕗谷虹児記念館名誉館長)
一貫して女性を描いた沢山の作品を見て、時代を超えた色あせない魅力的な作画に惹き込まれてしまった。
個人的に言えば、竹久夢二よりも好きなタッチだ。何より女性が可愛い。女性ファンが多いのがうなずける。
ロートレックの作品のように、時代を超えた「アート」を感じた。
とにかく作品がお洒落だ。
凡人だったらこの時代に、こんなタッチの絵を書けない。
モデルは奥さんのようだが、何か浅田真央に雰囲気が重なるなあ。
昭和12年 支那事変の頃、日本橋三越が後ろに見える、クリスマスのプレゼントを抱えてロールスロイスから降りてくる女性、車のヘッドには勝利の女神がある。世の中戦争中、かなりヤバイ作品だろうと容易に判断できる。
当時、こんなお洒落な絵を見れば、女性ファンが多いのは理解できる。