今回の写真は私が良く見に行くプラネタリウムと「はやぶさ2」の関係写真(JAXAの写真を含む)。
宇宙は夢とロマンに満ち溢れている。宇宙に関心のある人は沢山いると思う。私も宇宙の話は大好きでプラネタリウムには今年になってからこれまで既に6回出掛けている。
都内には幾つかのプラネタリウムはあるが、出掛けるところは決まっている。比較的近くにあるプラネタリウムで、パスポート券を購入してから休日の時間のあるときは気軽に出掛けている。
宇宙って圧倒的なスケールで我々に迫ってくる。宇宙に目を向けると心を癒してくれる不思議な存在でもある。宇宙全体から考えれば地球はあってもなくてもどうでも良いような星であり、我々の悩みなんて小さい小さい。それを再認識してくれるからだろう。
椅子を倒して星空を眺めていると、あまりの気持ちよさに何度か眠ってしまったことがある(笑)。これじゃ宇宙ファンと言えないよなあ。
これはプラネタリウム内にあるパネル。水金地火木土天海・・・誰でも名前だけなら良く知っているが、それぞれの惑星を良く知っている人はかなり少ない。地球だけでも知らないことばかりだ。
これもプラネタリウム内にあるパネル。はやぶさ2の特集コーナーがある。
はやぶさ2のミッションは地球から2億8千万km先の小惑星リュウグウに到達し、岩石を採取し地球に持ち帰ることにある。惑星探査と言うより生命の起源を探ることが主な目的とのこと。
私の高校の大先輩に会社を興し社長を経て現在会長である上野保さんがおられる。会社に2度お邪魔し、2度とも工場内を案内して頂いたことがある。1台が1億や2億円もする工作機器が何台も置かれていた。その上野会長の会社がJAXAのはやぶさ2プロジェクトに関与している。
2月8日「~はやぶさ2の一翼を担って~ 」なる講演があった。
実はこの映し出されるスクリーンのお手伝いを私がしている。頭の上近くにビデオカメラを設置して同時に動画も撮っている。
はやぶさ2は、小惑星の岩石を採取するために金属の弾丸を高速で発射し、地表に穴をあける「インパクタ」なる装置を搭載する。このクレーターやその周辺に飛び散った岩石を調べて小惑星の成り立ちを探るということだ。会長の会社は、この搭載されているインパクタを作った。
はやぶさ2は宇宙空間を数年に渡って飛行する。口で言うのは容易だが、JAXAの厳しい条件をクリアすることは容易なはずがない。場所は遥か彼方の手の届かない宇宙空間なのだ。
目的としている小惑星リュウグウの直径は、たった900メートルしかないとか。素人目にも何故そんな小さなゴミみたいな惑星(と言うより、大きな岩だ)の岩石が欲しいのか理解に苦しむ。こんなもので生命の起源が分かるのか?
2018年4月16日(月)、朝日新聞 朝刊 科学の扉に掲載されたもの。(講演時の資料)
超即席の知識だが、46憶年前に太陽系が出来つつある途中に、ちりやガスが集まって天体が出来、地球や火星など大きな惑星が出来た。
しかし、ちりやガスが集まらず大きな惑星にならなかった残された小さな・小さな小惑星たちは当時の姿をとどめている可能性が高いとか…。火星と木星の間にはこうした小惑星が数十万個存在しているらしい。
この岩石を地球に持ち帰ってきて、どのようにして有機物がつくられたのかを調べるのだ、それにより生命の起源を解明できる・・・とか。う~ん・・・何となく言いたいことは分かるが…。
上野会長が社長時代にキヤノン・キヤノンマーケティングジャパンの広告に取り上げられたときのもの。上野会長は子供6人の三男坊、冬の厳しい田舎の決して裕福とは言えない家で育ったとか。ハングリー精神が成功の源だ。
強く欲していれば夢は必ず実現する。強く欲していなければ夢に気づかず通過する。何だってそうだ。皆さん一緒に頑張りましょう!