今回の写真群は全てウェブ素材集のものだ。試しに乳幼児の写真を使用してみた。雰囲気がちょっと変わった。小さい子ってホント可愛いな。
仕事柄、写真素材集を購入することは多い。巷で見かける写真で素材集を利用しているものは結構多い。フィットネスジムの大きな女性の看板写真が「あっ!これ持っている素材集からだ!」とか、テレビにドラマで登場する写真週刊誌の表紙写真が「あっ!これ素材集からだ!」と気づくことが少なくない。半沢直樹のドラマで週刊誌が登場するが、その週刊誌の表紙の女性の写真も弊社が購入している素材集と同じものだった。
昨今は超売り手市場のため就職する側にすれば非常に有利な時代だと言われる。
しかし、私に言わせれば超売り手市場なる言葉はちょっと意味合いが違っている気がする。
新卒時に就職が決まらなかった人、夢実現のため あえて就職しなかった人、何らかの都合で大学中退等で就職が困難になった人、希望する仕事に就けず職を転々とする人・・・そうした人を沢山見ている。殆ど多くの人は悪循環に抜け出せなくなっている。中小企業を経営していると非常に高い確率で目にする。
日本の社会は新卒時が一番良い会社、転職をするたびに労働環境の悪い会社に落ちていく傾向が高い。スキルさえあればステップアップしていけるが、現実はそうでない人のほうが殆どだ。
ここ数年になるだろうか、私の若い応募者を見る目は親の視線に代わってしまった。
「このままじゃ駄目だよ、変わらなきゃ」そんなアドバイスをすることも少なくなく、可能な限りチャンスを与えようとしている自分がいる。半分人生相談的なところがあるかもしれない。まあ、自分がそんな身分になっていないんだけどね。
夢を抱いてそれを実現しようと頑張るあまり就職のタイミングを見失った人は少なくない。正直言えば、その夢が実現しない可能性の方が高い。
しかし、私も20代前半の頃は 朝から晩まで楽器をいじっていた頃があった。自分のあの時期を知っているからこそ否定はしないし応援はする。とことん夢を追い続けて貰いたいと思う箇所は少なからずある。
だが、現実はそれで喰っていける人なんて ほんの一握りの人しかいない。
プロスポーツ選手やプロアーティストとして認められれば収入は突出するが、ご存知の通りそうならないことの方が圧倒的に多い。夢を捨てきれず、亜流としてその業界で何らかの形で生きていくことは可能かもしれない。例えそうであっても少数のはずだ。
「それなりに働いて、それなりの収入が得られればいいさ」と思っていないだろうか。
あなたが若者であるなら、最初からそんな考えをしては絶対にいけない。
プロのビジネスマンとして生きるなら高い付加価値を相手に与えようと常に意識しなければいけない。
どの業種であってもお客様には適切な問題解決を行わなければいけないはずだ。徹底的に知識を蓄え、高いスキルを得て適切な問題解決を行わなければいけないのだ。
それってどうすればなれるか?
私の場合、非常に簡単な回答になる。
より多くの時間をかけることだ。仕事の成功は下準備で半分決まってしまう。費やした時間がスキルになる。物覚えの悪かった私はもの凄い時間をかけてやっとここまで来ている。
勿論、向き不向きや地頭、性格の差もあるのだろう。
しかし、我々一般人は費やした時間がその人のスキルの差になってくる。どんな職業でも同じだ。IT業界に関してなら私はそのチャンスを与えよう思っている。立派なスキルさえ身に付ければ、どこの会社に移っても雇ってくれる、ステップアップ出来るからだ。
残念なことは、私の会社では会社体力的に応募者の一握りしか対応出来ないってことなんだけどね。
人生、ボーと生きてるとあの永遠の5歳児に叱られるぞ!