こちら、某日某所のパートナー交流会のある建物。
品川駅近くのビルに入ってエスカレータに乗って26階に向かう。
暫くしてドアが開く。それがこの写真だ。「えっ?ここは1階フロアの間違いでは?」と思ってしまった。26階のがまるで1階の吹き抜けのエントランスホールのよう。ボーっと生きてると、自分が想像可能な範疇より時代は先に進んでしまっていることを実感する。
このビルに到着するまでに品川駅を出ると高層ビルが立ち並んでいる。
年内にも渋谷駅に230mのビル、渋谷駅周辺は工事だらけだ、日本橋室町界隈には新しいコレド室町テラス、20年には豊洲 池袋 浜松町あたりに超高層ビル、22年には東京駅前にも245mのビル、その後も東京駅周辺には200m超のビルが何棟か立つ、23年には虎ノ門・麻布あたりに323mのビル、27年には東京駅前に390mのビルが完成。東京タワーを見下ろすビルが出来るってことだ。記載している以外も200m超のビルが、都内にあちこちに建設される。はあ~既に自分が想像可能な範疇より現実のほうが先に進んでいる。
移動手段も360kmの新幹線がまもなく完成、更にリニアが完成すれば27年は時速500km、品川-名古屋が40分になるとか、運賃も現行の700円アップ程度らしい。10年後は東京-大阪間が1時間ちょっと、運賃も現行の1,000円アップとなれば、近い将来日本列島を飛行機以外での高速移動が可能となる。
無人運転実用化のニュースをよく聞くことがあるが、いつのまにか無人運転どころか空飛ぶクルマの実用化が進められている。これ車体の四方にプロペラが付くドローン技術の応用だな。
映画で見た未来が本当にそこまでやってきている。空飛ぶクルマが、あらゆるビル街の上空で飛び交う姿を是非とも見たい。しかし、自由に空飛ぶクルマをあちこちで飛ぶ光景は2050年頃とのこと。まだ30年先か…う~ん、ちょっと元気でいるには厳しい年齢だ。巷でAIでなくなる仕事の記事を良くみかけるが、上空の交通規制も必須だから新しい仕事は沢山発生するはずだ。
話は戻るが、交流パーティーは誰もが知る大企業の100%関連子会社。ネットワーク、インフラの構築案件だけでなく、巷では話に上がるIoTの案件もある。もはや弊社の体力ではそこまで手を広げられない。
交流パーティーの主催者様曰く、『今後は AIもやっていきます。お客様に出来ますと言ってしまったので、ご協力お願いします』なるジョークも飛んだ。
ITに疎い人は、AI開発など自分には全く別次元の話だと思うかもしれない。でも、基本を積み重ねていけば最先端の先頭は無理としても、トラック中距離競技で例えれば、周回遅れながら参画することは全然可能だ。
とっかかりは何となく分かる。若い人にそのワクワクドキドキの扉の前まで開かせてあげたい。扉を開くまでね。その先は実際開発して体得していかなければ理解は無理。今の自分では次世代の若手に委ねるしかない。
要は全ての技術は基礎の積み重ねだ。その基礎を理解しよう。未来は滅茶苦茶限りなく明るいぞ。
【イラスト引用】
トップのイラストは経済産業省のHPより
空飛ぶクルマのイラスト及び参考資料