1980年代後半から1990年代中頃
国内でDOS/Vが流行り、Windows3.1からWindows95が話題になっていた頃、音声や音楽、画像やアニメーションやショート動画を組み合わせたインタラクティブなソフトが注目されていた。まだインターネット黎明期で、それを人はマルチメディアと称し、主にCD-ROMに収められたソフトが巷に登場した。
当時、その手のCD-ROMを何枚も買った、そのCD-ROMの多くは自宅にそのまま眠っている。
Aquazone Deluxe
これはマルチメディアソフトと言えないけど、PCのモニターを熱帯魚の泳ぐ水槽に変えてしまうユニークなソフトだった。9003inc.の発売したアクアゾーン デラックスは完成度が突出していた。値段は忘れたけどパッケージが豪華で値段が高かった記憶が残っている。1万数千円だったかな。
餌やり、温度調整、水換えなど こまめに世話をしないと魚が弱ってしまい投薬が必要だった。ちょっと油断すると魚が死んでしまったりもした。攻略本ならぬ対応本を買ってまさに飼育しなければいけなかったのだ。
軽い気持ちで熱帯魚を見て癒しを得ることが出来ないソフトだった。その後、プライスダウンしてセガサターンやシリーズ続版が出たが続版を買うことはなかった。
The 7th Guest
これは 1993年に話題となったホラー名作 The 7th Guest(輸入版 DOS/Vゲーム)。途中から操作が分からなくなり攻略本を購入してゲームをした。何故かぶ厚い攻略本を買っている。攻略本が売られていた位だからそこそこヒットしたのだろう。現在VRでリメイクされ より一層リアル感が高まったようだ。
Scooter’s Magic Castle
Scooter’s Magic Castle(裏箱)
スコッティーズ・マジック・キャッスル(輸入版 DOS/Vゲーム)、単純なゲームと言えばそれまでだけど日本でこんなソフトは作れないと思った。アメリカは凄いなあと思ったもんだ。
しかし、この頃に任天堂ファミコンが登場し、国内でゲームソフトが氾濫し始める。スーパーマリオ、ドラクエやFFシリーズなどの優れたゲームソフトが幾つも登場しだす。日本はいつしか世界に誇るゲーム大国に変貌するんだ。
そんなことで、ファミコンとは別にPCによるCD-ROMゲームも楽しんだって訳だ。ファミコンよりPCゲームのほうが映像や音が良かったこともある。
但し、DOS/VゲームはPCの設定が難しいので、販売数はファミコンの比じゃなく少なかったはずだ。10万枚売れれば大ヒットだっただろう。
Brøderbund Zumbini
ズンビーニ、Windows3.1 Windows95版、秋葉原の裏通りの小さなビルにあるDOS/Vゲーム専門店あたりで買った。今と違ってネットショップもなく、取り扱っている店舗も少なく、ソフトを手に入れるのは結構大変だった。
0歳から4歳のお子さん向けてのソフト。私の知能指数がその程度だったからだが、親子一緒に遊ぶ名目で購入しても遊んだのはもっぱら自分だけだった(笑)。
YouTubeでどんな感じのソフトか確認することが出来る。世の中便利になったもんだ。
The 7th Guest (PC) – Full Game/naswinger
Scooter’s Magic Castle gameplay (PC Game, 1993)/Squakenet