広い意味のワークステーションは、ネットワーク内のコンピュータの構成要素の一つとして呼ばれることが多く、この場合のワークステーションはUNIXワークステーションの意味ではない。
大手流通業の場合、専用サーバー/ワークステーションがネットワーク化して全国の支店や店舗に設置される。コンビニなんかは、数百台どころか1~2万台規模で全国の店舗に設置される。
極端に言えば、それがパソコンの場合もある。さらに機能を特化した専用端末をワークステーションと呼ぶこともある。
その意味では、私がここで記載しているワークステーションと意味が全く違う。
サン・マイクロシステムズが開発・販売した1990年頃の SPARC Station シリーズは絶大な人気があった。当時のUNIXワークステーションといえば、大抵このシリーズだ。高価なマシンゆえ私が触った経験があるのは、上記の一番下位の classic が殆どだった。
当時、知的でお洒落な SPARC Station のスペックを改めて見ると「へえ~こんなものだったんだ」と思ってしまう。当時は圧倒的な高性能マシンと信じていたからだ。
モニターの解像度、1280 * 1024 だったとは・・・目玉がカーソルを追いかけるアプリを入れ楽しんだ当時、物凄くディスプレイ内が広く感じた。内臓ディスクを見て欲しい、何とかわいい容量だったんだろう。
Sun Microsystems Ultra 5 Workstation
これは1990年代初頭の話だ。劇的に進化していることが容易に理解できると思う。