自分コンピュータ史

033 憧れのサンマイクロ社のUNIX

広い意味のワークステーションは、ネットワーク内のコンピュータの構成要素の一つとして呼ばれることが多く、この場合のワークステーションはUNIXワークステーションの意味ではない。

大手流通業の場合、専用サーバー/ワークステーションがネットワーク化して全国の支店や店舗に設置される。コンビニなんかは、数百台どころか1~2万台規模で全国の店舗に設置される。
極端に言えば、それがパソコンの場合もある。さらに機能を特化した専用端末をワークステーションと呼ぶこともある。

その意味では、私がここで記載しているワークステーションと意味が全く違う。

サン・マイクロシステムズ

サン・マイクロシステムズが開発・販売した1990年頃の SPARC Station シリーズは絶大な人気があった。当時のUNIXワークステーションといえば、大抵このシリーズだ。高価なマシンゆえ私が触った経験があるのは、上記の一番下位の classic が殆どだった。

当時、知的でお洒落な SPARC Station のスペックを改めて見ると「へえ~こんなものだったんだ」と思ってしまう。当時は圧倒的な高性能マシンと信じていたからだ。

モニターの解像度、1280 * 1024 だったとは・・・目玉がカーソルを追いかけるアプリを入れ楽しんだ当時、物凄くディスプレイ内が広く感じた。内臓ディスクを見て欲しい、何とかわいい容量だったんだろう。


Sun Microsystems Ultra 5 Workstation

これは1990年代初頭の話だ。劇的に進化していることが容易に理解できると思う。

ピックアップ記事

  1. 069 マイクロソフト Windows1.0 発売
  2. 056 ファミコン登場!
  3. 059 マッキントッシュ誕生!
  4. 060 トロン 日本国産OSが世界を狙う!
  5. 054 日本も負けちゃいられない”16bitPC発売

関連記事

  1. 自分コンピュータ史

    061 インターネット先駆けのパソコン通信

    1985年頃~2000年頃1985年から87年にかけてパソコン…

  2. 自分コンピュータ史

    022 オフコンの価格と性能

    当時のオフコンの価格と性能を知る事は、今のコンピュータのそれを知る…

  3. 自分コンピュータ史

    139 スケルトンPC iMacの登場

    ジョナサン・アイブ #31980年初頭~2019年137 アッ…

  4. 自分コンピュータ史

    163 ラリー・エリソン と 華麗な女たち

    1980年~1995年頃までラリー・エリソン by オラクル(#3…

  5. 自分コンピュータ史

    003 大型汎用機は今も活躍しているの?

    前回に触れたように、国は国産のコンピュータメーカーを育成しようとした。…

  6. 自分コンピュータ史

    005 レガシーシステムを再構築(#1/2)

    COBOLで稼働していたレガシーシステムを再構築するなら何が良いか…

カテゴリー

OM社長 徒然ブログ1

OM社長 徒然ブログ

業界回想記事

資料編

私的業界記事

私的感慨深い記事

歴史的記事

PAGE TOP