弊社が浅草橋駅界隈に移転したのが2008年11月だから、実に10年になろうとしている。
浅草橋の移転前を含めると10年ちょっと経過している。10年以上経過していても相変わらずなのはとても恥ずかしい限りだが、少しずつ社内環境は良くなってきている。
ここ数年前から会社を大きくしようと真面目に考えている。ちょっと意識が遅かったんだけど…。
会社のある浅草橋は人形の街だ。
10年間も殆ど毎日 浅草橋駅を利用していると、意識していなくても正月飾り、羽子板、雛人形、5月人形、盆提灯と季節の変化とともに店舗の陳列内容が大きく変わる。
特に雛人形と5月人形の時期は1年を通じて最大の稼ぎ時の季節となる。長く浅草橋界隈にいれば、何となく店舗の良し悪しは分かる。(つもり)
こちらは雛祭り前までの浅草橋駅構内にある陳列風景。翌日になると雛人形は5月人形に代わる。
こちらの写真は今年の雛祭りの直前の頃の写真。たまたま過去の写真を見ていたら、非常に似たような写真があった。
上の写真は駅構内の2015年のもの。ちょうど3年前のものだが、2つの写真を比較するとどう見ても同じ雛人形だ。毎年同じ人形を展示しているのかな?
今年の写真に戻す。大通りの大型店だけがお奨めとは限らない、裏通りの店舗でも頑張っている店舗は幾つかある。
浅草橋駅東口を出ると正面は江戸通り。その道路の向こう正面に、数年前まで人形の秀月の大きなビルがあった。しかし、ビルの老朽化で建て替えを迫られ、この稼ぎ時の季節を既に2年も逃している。
秀月は吉徳の店舗の数軒手前の小さなビルの5階と6階に仮店舗として営業している。しかし、大通りを面しても1階にショーウインドウがないのは非常に痛い。わざわざ小さなビルのエレベータを利用して5階に行く人はいない。そのまま吉徳の店舗に流れてしまうからだ。
店舗の広さを含めて、綺麗なビルに生まれ変わった吉徳に敵わない。もっとも秀月のビルが完成されれば、最も新しい綺麗な店舗となる。
今だけで言えば、吉徳と久月の2店舗だけをじっくり見るだけで、相当の人形を楽しむことが出来る。
人形を購入するより店舗の豪華な人形を鑑賞する方が良い気がする。
以前の浅草橋事務所の時は、人形のまるぎんを通過して裏手の人形の寿幸を毎日通過していた。同じ浅草橋駅の柳橋事務所に移転してから久月の裏手にある昇玉を通過するようになった。昇玉は、店舗に入ると商魂たくましく店員が近寄ってくるため、ちょっと店員が気になってしまう。これは昇玉に限らないのだが、ついて回ってくるのはかなり気が散る。
こちらは2月頃の昇玉、今は5月人形に全面入れ替わっている。狭い店内にびっしり人形が並べられている。
昇玉の隣の一藤、こちらは3月後半の写真故 5月人形だ。品数は大型店舗に比べてそれほど多くない。
浅草橋には全部で10店舗近くある。人形が嫌いでなければ数時間は快適な時間を潰せる。
どの店がお奨めかって? それはここで書けないでしょう~。やはり自分の脚で出かけるのが一番。しかし、商魂たくましい店員の声掛けさえ控えてくれれば嬉しい。