2014年7月28日(月)、平日の11時過ぎ、JR原宿駅に降りる。
休日には及ばないが、平日でも沢山の若者が表参道や竹下通りを歩いている。
何故、平日でもこんなに若者が歩いているのか?
その表参道の反対側の国立競技場方面に足を向ける。
目的地は渋谷駅からの方が近いが、原宿からでも行けるので原宿駅で降りた。
しかし、足取りは重い。暑さのせいではない。
ここ数日、苦楽を共にしてきたスタッフのことが常に頭に思い浮かんで足取りが重いのだ。
会社で一番古株であるスタッフがIT業界から未知の業界に転職したいと突然の報告を受けた。彼が自ら選んで進もうとしている道は、厳しい業界で知られる。
年齢的に新しい環境で新規一転したいと思う気持ちは分かる。
自分がそう思って行動した年齢とほぼ同じだ。
しかし、当時の自分と全く違う点がある。それは、彼はこれまで蓄積したスキルと全く関係のない業界を選んだからだ。
年齢も含めて本当に大丈夫なのか?
ここ数日、こればかり考えてしまう。