このまま仕事が順調に進めば、今年の夏ごろから若干の要員不足の感がありそう…😅
昨今、ニュースとかで「技術者不足」を聞くけど、誤解している人も少なくないのでここで記載しますね。
技術者不足と言われるけど、業界1年生レベルでなく熟練技術者が不足しているってことだからね。業界2~3年生でも正直言えば厳しいレベルなんだ。かなり極端に言えば、業界10年生レベルの熟練技術者の絶対数が不足しているってことなのかな。それが技術者不足っていう正しい意味なんだ。
だから、いきなり「新人にも需要がある」と勘違いしては駄目だからね。でも、誰でも新人時代はある。この業界で地道に頑張ることで、エンジニアとして認められるってことなんだ。継続はとても価値あることなんだよ。
何より社会人経験は重要だ。学校出たての人と社会人経験のある人の応募メールだけでも文面に差がある。学生さんのメールは、いきなり「履歴書送ります」程度の1~2行だけで送付してくる。社会人経験があると、しっかり文章を添えて送って来る。本人に悪気がなくても社会人経験がないと、その意識が回らないってことなんだ。社会人経験を通じてその意識が自然と備わってくるんだ。
必然的にフリーランスの意識も違う。
有難いことに、フリーランスの方からも「お問い合わせ」から多数のメールを頂く。ウェブクリエーターが多く、日本各地からメールが届くが、その文面が全然違ってくる。
フリーランスにとって大変なのは、仕事を受注すること。スキルアップしながら常に仕事を確保するため、相手に自分をアピールしなければいけない。必然的に熱が入る。
作品事例、自己プロフィールの記載、中には笑顔の動画メッセージがあったりし、一気に親しみが湧く。そこまでする必要があるかの議論は別として、何とか印象に残ろうと頑張る訳だ。一生懸命は必ず相手に伝わる。この姿勢は自分も見習わなければいけないと思う。初心に戻らなくちゃね。
メールは全部確認しても返事をする時間がなかなか持てない。必要に応じてお声かけしようと思っています。
私は40歳を過ぎて独立した。その際、個人事業主を数年間経験した。よくある話で自宅兼事務所からのスタートだった。自分に営業経験が全くなかったからどう仕事を取れば良いのか分からなかった。エンジニアとして仕事をするより仕事を取るほうが大変だった気がする。
だからフリーランスの気持ちは痛いほど良く分かる。応援もしたくなるって訳だ。
そんなことを考えているとこうも思う。会社へ就職・転職希望の応募者は、もっと自己アピールをしても良いと思う。未経験からスタート出来て、自分の知らない色々なノウハウや体験を得られる絶好のチャンスなのに…とても勿体ない。