4月18日、銀座の寿司屋に行く途中、ちょっと交通会館に立ち寄ると帆船模型展なるものをやっていた。
実は、若かりし10代後半の頃、木製の帆船模型にはまって作成したことがある。10代後半の頃を思い出して目が釘付け状態!
当時、東京に行く機会があるとき、大型模型店で帆船模型キットが数万円で売っていたので大枚はたいて買ったものだ。
小さい頃からプラモデルは無数に作成していたが、帆船模型はプラモデルと全く違い、殆ど全てが細い薄い木を加工制作する。細い木をハンダごての熱を利用して一本一本湾曲を出して作るのだ。
特に船体の側面の湾曲は難しく、その片側側面だけ仕上げるだけでも数ヶ月かかった。時間が持てなくなって出来なくなったがこれは男のロマンだ。
ここに展示されているのも1年とか2年、それ以上かかっているものもあり、まさに時間にゆとりがなければ出来ない贅沢な趣味なのだ。
熱中してやりたいが、もうあの時のような時間が持てないだろうな…。