今回の全写真も素材集を利用しています。
仕事柄沢山の素材集を所持しているが、昨今殆ど使わなくなってしまった。せっかく購入したのに眠らせたままは勿体ないので使います。
今さらだけど、コロナ禍前のちょっとしたはなし。
ビジネス交流会で年配者の方が参加されている場合、そのかたの殆どは職制の高い人ばかりだ。グラスを持って接する立食の場合、身構えることも多い。
一方、私は地方出身者であり 郷土の集まりの2つの団体に所属している。そこで、私より一回りも二回り上の大先輩と会うことも多い。必然的に高齢な方が多い。
郷土の集まりでお会いする大先輩は、単なるおじちゃん おばちゃんで接してしまう。気軽に話しかけるし、相手も気軽に話しかけてくる。まあ、見た目の年齢も理由にあると思う。
話が盛り上がってくると分かることだが、国立大卒や有名私大卒、大手優良企業の元役員や重職だったり、中小企業の会長や社長だったりする。医者や弁護士の方もおられる。逆に家庭が貧しく高卒で上京し、意を決して会社を興し誰よりも働き、従業員を数千人企業にした尊敬すべき大先輩もおられる。
勿論、多くは普通の方たちであるが、こうした会に参加される人は、少なくとも負け組の人は一人もいない。
失礼ながらその情報を知らなければ、気にもとめない人ばかりだ。現役時代の話を聞くと、ひかり輝くおじいちゃんに大変身する。会って話をするまでは、ごくごく普通のおじいちゃんだ。にこにこ笑顔のおばあちゃんが、大病院でナースを長年経験されていた人だったりする。このとき思う、『日本を引っ張ってこられたんだなあ~』と。
「人を学歴や会社で判断してはいけない」とよく言われる。
しかし、誰もが努力しないで難関大学を卒業出来るはずがない。会社で重職を経験された人がいい加減なはずがない。
最初、外見だけなら「若者」なるアドバンテージある立ち位置にいても、年長者の圧倒的なキャリアを知ると、立ち位置が大逆転することは幾らでもある。むしろそのパターンのほうが多い。
つくづく思う、人は見かけによらないな〜と。