私が所属している郷里の会があり、毎年都内のホテルを借りて新年祝賀会を開催されている。今年も2020年度の新年祝賀会があった。まだ新型コロナが騒がれる前だ。
そこで「はやぶさ2」に関係する講演があった。その創業者である上野会長がはやぶさ2に部品提供をしていている。郷里の先輩だから私の高校の先輩でもある。
これは、今年のその講演時の写真だ。この映し出されれているスクリーン映像は、私がお手伝いさせて頂いた。もともと宇宙の神秘に興味はあるが、こんなことを知ると更に「はやぶさ2」に興味は沸いてくる。
はやぶさ2のミッションは、2億8千万km先の小惑星リュウグウに到達し、岩石を採取し地球に持ち帰ることにある。これから持ち帰った岩石破片の分析に入ることになるが、見事に任務を果たした。人間だったら大祝賀会になるところだが、そのまま11年かけて100億kmを飛行し、僅か直径30メートルの別の小惑星に挑むとか。思わず「凄いじゃん!」なる言葉が出てしまった。
2019年11月25日(月)朝日新聞 朝刊掲載(講演時の資料)
勿論、上野会長は最初からこの部品提供を考えて会社を興しているはずなどない。仕事が認められ、依頼が舞い込んでくるってことだ。
上野会長に限らず、多くの起業家が大なり小なり抱いている言葉が「夢は実現する」等の代表される言葉だ。多くの成功者が語る言葉になるが、夢を叶えるためにはそれを強く欲して、失敗を恐れず失敗を諦めず、努力継続すること。やはりこれに尽きる。
四六時中そればかり考えていれば、どこかでチャンスは必ず訪れる。努力をしなければ、そのチャンスさえ気づかず通過する。何だってそうだ。どれだけその夢に向かって頑張れるかだ。
しかし、しかし!
私を含めて凡人にはなかなかそれが出来ない。分かっちゃいるけどなかなか出来ない。どうしても楽な方向に進んでしまう。
今、自分が出来ることを一生懸命行う。妥協をしない。常に意識しているしかない。
これもある大先輩に教えられたことがある。
良い仕事をしなさい 必ず認められるから
と…。
こんなこと言われたら頑張るしかない。
こうした名文句をさりげなく伝えてくれる大先輩を持つことは、何よりも大切だ。人生を大きく変えてくれる。
今年アップした 技術は世界を拓く ~はやぶさ2~ も読んで下さい。