今回の全写真はオフィスワークの素材集を使用。。
仕事柄沢山の素材集を所持しているが、オフィスワークの素材集はそれ自体が古さを感じるようになり使わなくなった。どこかで見かけた写真であれば、それは素材集を使ったサイトになります。
ご存知のように2020年初頭まで就職活動は売り手市場だった。
優秀な新卒は大手企業に流れ、中小企業に優秀な人材の確保は難しい。どこの中小企業も抱える大きな悩みの一つだ。
しかし、今年の状況はコロナ禍によって売り手市場は一転してしまった。就職戦線も大きく変わった。面接さえもオンライン面接に切り替えられた。
私も採用に関しオンライン面接を数回行い、何人かの応募者とモニター越しに会話を行った。
ベテラン個人事業主の場合、一度も会わず案件アサインに動き、エンドユーザー面談もオンライン面談のこともあった。仮に案件が決まれば(実際は決まらなかったが)、実作業もテレワーク対応だったので、一度も会うことなく仕事が発生したことになる。これって1年前なら有り得ないことだ。
しかし、未経験者/社員前提の採用は、対面形式に切り替えた。
理由は対面で無いとやはり駄目だと分かったからだ。何度か会った人であればオンラインは何ら問題ない。初めての人でも仕事の打ち合わせも何ら支障はない。これらは打ち合わせは手段であり、目的は成果物だからだ。
しかし、採用となるとそうはいかない。
最終的に実際会わないと、雇う側の心理として心配でならないのだ。この気持ち、中小企業の経営者なら分かって貰えると思う。
来社不要の安易さもあって絶対欲しいと思う人以外は、NGを簡単に出す傾向にもなった。大企業のように1次、2次、最終面接なんてことはしない。中小企業は1回で判断しなければいけない。1回目がオンライン、2回目を対面方式もあるが、結局会わないと、雇用する立場としては採用に及び腰の自分に気づいた…。
考えが古いと言われるかもしれないが、採用に関しては対面で人物判断したい。またオンラインだけであれば比較的簡単にNGを出す傾向より、むしろ真剣に仕事を欲している応募者を思ってのこと(無理なこじつけだけど)。
まあ、合理性を優先する人には分かって貰えないかもしれないが、採用は慎重に成らざるを得ないのだ。