今回の全写真はウェブ素材集の働く人から。仕事柄沢山の素材集を所持しているが、フリー素材も良くなった昨今 めっきり使う機会の少ない素材も多々ある。一度も使っていない素材なんか幾らでもある。既にガラケーで電話している素材集なんか使えない。もっと使わなきゃ損だ。

20歳前半の大多数の人はMS-DOSなんか知らない。フロッピーディスクなんか使ったことさえない、そうであれば当然パソコンはCドライブから始まっている理由なんか知らない。
WindowsやMacは知っていてもLinuxなんか触ったこともない。そもそもLinuxの存在さえ知らない。そうであればPCとServerの違いなんかも良く分かっていない。そもそもServerって何をするものか知らない。
それを教育する中堅社員は「昔のパソコンはこうだったんだよ」と上記の内容を説明する。
「へえ~、そうだったんだ~」と新人は頷いてはいるが、「はて?MS-DOSは、そんなに昔の話でもないぞ、Windowsだって最初はDOSの上で動いていたんだぞ」と思う自分がいたりする。

そんな時代から劇的にハードもソフトも進化した。技術の進化に比例してインターネットも発達し、生活環境はどんどん快適になった。
しかし・・・何かと生きていくのが大変な時代にもなった。
1970年代、一億総中流階級なんて言われた時代があった。誰もが自分は中流階級だと思っていた時代が確かにあった。しかし、今やみんな中流階級だと思っている人なんかいない。貧富の差が大きいことを誰しも知っている。

今や「自分探しの旅」なんて考えている時間があれば、自分のスキルを磨くため より付加価値の高い社会人経験をするほうが重要だと思う。今を真面目に考えなきゃ駄目だ。何故なら、私の若かった時代より確実に今のほうが生きることが大変な時代だからだ。
私はけっこう甘い考えで社会人になったけど、この業界に入ったことだけは大正解だった。きっと他の業界にいても長続きしなかっただろう。
他の業界を知らない訳じゃない、これまでシステム開発でその会社の業務を分析して数年かけてシステムを構築してきた。大袈裟かもしれないが、そこで働く人達より業務を理解することになる。そうでなければ その企業の業務システムなんか構築できないからだ。

そんなこともあり あたかも複数の業界の最前線で働いてきた錯覚さえ持っている。まあ、泥臭い現場の裏事情までは理解していないけどね。
初めは簡単なお手伝いから次第にレベルの高い作業を経験していく。1年後、2年後には非常に大きな差となり、もはや簡単に埋められないスキルの差となる。更に責任のある作業を任すようになると、もはや頼もしい顔つきに変わっていく。自分でもスキルアップしていくことを実感できるはず。
だからこそ 初心者や業界未経験者の独学でのプログラミングの勉強は、非常に遠回りしていることに早く気づいて欲しい。
まずは扉を開くことから始まる。IT業界で働いてみよう。
志があるなら未来は明るいぞ。