今回の全写真は、4月23日(金)のお昼休みに会社からJR浅草橋に駅に向かうまでの約5分ほどの風景。こんな写真を撮ってると何か怪しいやつと思われそうだが、すれ違うとき後ろ姿を収めただけのこと。普通ならこんな写真は撮りません。
会社は浅草橋から徒歩5分程にあるが、会社の近くにビジネスカレッジ・専門学校と称する学校が自分が確認出来るだけで7つある。恐らく浅草橋界隈に広げるともっとあることだろう。朝の出社時間は同じ方向に向かって歩く、昼休みはその学生と公道で頻繁にすれ違う。この写真は、大通りでJR浅草橋に向かう学生の後ろ姿。
2019年度まではとても多くの若者を見かけたが、去年と今年はコロナ禍で見かける学生数が激減している。そうであっても、そこそこ見かける。私が数分間で目視した人を合計すると、このコロナ禍でも50人近くになるだろう。
彼ら彼女らは日本の大学生と同じ年代の20代だ。日本人学生もいるかもしれないが、公道ですれ違う彼ら彼女らの言葉の多くは中国語だ。ビジネスカレッジのHPから考えると、ベトナム、ネパール、フィリピンなどのアジア人もいることになっているが、多くの会話は中国語だ。ひとつだけ言えるのは欧米人は皆無なことだ。
彼らの目的は日本語を学びにくることにある。やはり日本に来て実際に日本で生活することが言葉をマスターする近道と判断してのことだろう。中には日本の有名大学に入るための予備校としての学校もあるようだが、その実績までは私は知らない。
日本が好きで、出来るなら日本で仕事をしたいと思っている人達も少なくないと思うが、これだけ海外の若者の行き交うたびに聞こえる中国語を耳にすると複雑な気持ちになる。日本で学べるってことは、家庭はけっこう裕福なんだろうな・・・と、余計なことまで考えてしまう。
ホテルなど外国語を必要とする業種であれば需要はあると思うが、単に日本語だけ勉強に来ても日本企業に就職することは難しいのではないだろうか。日本人として親切に対応してあげないと思っているが、いつも複雑な気持ちですれ違っている。