たまには非常に軽いネタでも。
昭和なる時代に生まれ、年少期を育った人にとって、とても懐かしい話。
私の田舎の実家は文具・本屋を営んでいた。その関係もあって、小・中学生の頃は本を非常に多く読んだ。
と言っても、ビジネス本や文学本ではなく 読むのは漫画や娯楽本ばかりだった(笑)。
少年サンデー・マガジン・キング・画報・少年・ジャンプ(週刊と月間)・チャンピオン等、面白い漫画はまんべんなく読んだ。本当にまんべんなく読んだ。少年ジャンプの創刊時は90円だった。「100円で10円のお釣りがくるよ」ってキャッチコピーだった。
なかよし・りぼん・マーガレット等の少女漫画も面白い漫画は読んだ。一条ゆかり、弓月光、井出ちかえの「ビバ バレーボール」、梅津かずお怪奇シリーズ。何故、少女雑誌に「へび少女」が掲載されたのか不思議だが、梅津さんは恐怖漫画からいきなり「まことちゃん」のギャグ漫画に転身した。小学1年生から6年生に掲載されたドラえもん(2学年ごとに内容が異なった)なんかも読んだ。
青年誌の定番週刊誌、プレイボーイ・平凡パンチも懐かしい。高校時代の親しい友達も毎週購入してくれた。私の母が「〇〇〇ちゃん、プレイボーイ入ったよ」と言うと、ちょっと恥ずかしそうな顔をして買っていった姿を今も思い浮かぶ。ホント良い時代だった。月刊プレイボーイも発行されていたが、当時はアメリカ人モデルの抜群なスタイルに圧倒されたもんだ。
今だから言えるが、中・高校時代に大人の週刊誌も自由に読める環境にあった。小学生の頃も読める環境にあったが、小学生の頃は殆ど読んだ記憶がない。
中・高校生には購入し難いエッチな週刊誌も自由に見ることができた。実に恵まれた環境だ(笑)。学校の成績は悪くなかったので、親も見て見ぬふりをしていたのだろう。
当時のスター情報収集に欠かせない明星と平凡。上の大きな画像が月刊誌、右端の小さい画像が週刊誌。月刊明星と平凡は、スターのポスターが目玉、アイドル好きな人は毎月両方とも買っていた人がいた。月刊明星・平凡の大きな販促ポスターも容易に手に入った。
雑誌の販促広告ポスター
適当に並べた上の画像は、実家に残されていた雑誌広告ポスター。毎月のように手に入る広告だったが、そんなに貼るスペースもなく、多くは裏紙に使用される運命だった。並べて写真集を作るだけで昭和雑誌年鑑が出来そう。右下の少女は酒井法ピーだ。
絵本(紙芝居さえも)や学習雑誌も読める環境だったので読んだ。と、言うより眺めた。文学作品も読めたはずだが圧倒的に比率は少なかった。当時アニマルライフって動物雑誌が定期的(週間?隔週?)が届き、それをバインダーに綴じると動物百科事典になった。読むより集めるのが趣味になり、数年かけて全巻揃えた。これらは全て親の生活環境で左右される。親に感謝だ。
今となっては漫画は100%電子本に移行してしまったけど、今でも漫画は良く購入して読んでいる。こうして記事を書いていると、一生懸命読んだ子供の頃を思い出す。