新人教育にちょっと面白い体験を提供しようかなと思っている。
ここ最近の新人向きネットワークの勉強にはLinuxサーバー構築体験を行っているが、更にPCを知る最高な学習環境を入手した。自分の趣味(笑)になるかもしれないが、パソコンを理解するには最高の教材だ。
一般的にウェブサイト制作希望の応募者は多い。PC1台あれば手軽に始められるからだ。とは言え、ウェブサイト制作は既にレッドオーシャン。それよりも手軽に始められない分、ウェブ制作よりも競争率が低く、やりがいも高く奥が深いネットワーク系の仕事は個人的にお薦めだ。きっと息の長い稼げる職業になるはずだ。

量販店でオンラインで購入。数日後の3月4日に会社に宅配便で到着した。RASPi4-RGL8GB(Raspberry Pi4 モデルB 8GB) 周辺機器も一緒に付いたスターターキット。初心者は電源アダプターやケースさえ何を買えば分からない。必要最低限揃っているのは、ちょっと割高かもしれないけど安心だ。

これでも最上位機種だ。写真の左上のマウスは小さめのマウスだが、その大きさとほぼ同じの名刺サイズだ。ちっさ~!

Raspberry Pi 本体裏
① ここにMicroSDカードを差し込む、32GBのものを購入した。
あらかじめWindowsでSDカードを読み書き出来るカードリーダが必要となる。
まず一番最初にWindowsPCでRaspberry Pi のサイトにアクセスし、[Raspberry Pi Imager]をダウンロードし、それをWindows上に刺しこんだMicroSDカードにインストールする。
そのMicroSDカードをWindowsPCから抜き、Raspberry Pi 本体裏の①に差し込む。どうやらインストールされたMicroSDカードが起動用OSとなるようだ。

Raspberry Pi 本体 側面
① 電源差し込み口、USB Type-C、スイッチボタンはなく差し込むと電源オンとなる。電源アダプターはスターターキットに付属。
②③ Micro HDMI、HDMI端子のあるモニターを接続するが、通常のサイズのHDMIより小さなMicro HDMIケーブルが必要、スターターキットに付属しているので直ぐにモニターに接続可能。接続口が2つあるのでディアルモニターにもなるのかな?2つあることで何かと応用が効きそうだな。
④ カメラを取り付けられる
⑤ オーディオ/ビデオジャック
⑥ 無線LanとBluetoothが搭載、今や必要不可欠だ
⑦ Cortex-A72、1.5GHz×4(CPUコアを4個搭載)
⑧ メモリー8GB
⑨ 汎用入出力、色々提供されている電子パーツを接続することができるようだ

Raspberry Pi 本体 側面
① USB2.0×2、一つにUSBマウス、もう一つにUSBキーボードを差し込む、無線マウスや無線キーボードにも出来るようだ
② 高速USB3.0×2、USB機器を2つ差し込め応用可能だ
③ 有線LAN(1000Base-T)、ここにインターネットLANケーブルを差し込む

Raspberry Piをケースにいれた状態
ケースは無くても動作するけど、やっぱりむき出しは怖いよな。埃もたまるしね。これもスターターキットに付属している。量販店で個別に買うと1200円くらいする。

カードサイズのRaspberry Pi
これでRaspberry Piが起動するらしいが、初めてパソコンを買った時と同じく初期設定がモニター越しに必要となる。それが完了するとWindowsと同じように操作が出来るようだ。
このあとアプリを幾つかインストールして動作体験してみよう。
1回で上手くいかないかもしれないが、試行錯誤はむしろ勉強になる。
動いて慣れてきたら次なる目標も準備している。
Raspberry Pi用の Ubuntu Linux ディスクトップ版とサーバー版があるらしいので、Ubuntu Linuxを一緒に体感してみよう。
と、新人研修にはこうした時間も持ちたい。問題はその時間を持てるかだ・・・結構忙しいからなあ。
学ぶ方は全てが初体験ばかり、教える方も初体験なのでワクワクドキドキだ。
実際の報告は オープンメディアITブログ にいずれ掲載します。