何十年前か頻繁にテレビに登場したオリエンタルカレーのCMがあった。CM最後に「ハヤシもあるでよ」の印象が強かった。CMはボンカレーみたいな「たった3分ぬくめる(温める)だけ」の商品だったような。これって名古屋弁かな?

その言葉を借りれば「COBOLもあるでよ」の言葉が出てしまう話。
自分の記憶をベースに「自分コンピュータ史」を気ままに書いていて、今 IBMのことを思いっきり思い出している。
IBMと言えば大型汎用機であり、大型汎用機であればCOBOLとなる。今の旬の言語はPythonやJava等ではあるが、COBOL案件は決して無くなっていない。一般的にCOBOL経験者は年齢の高い人に多く、その年代の人が中心でシステム開発は進められてきた。よって今でも50代、60代前半くらいまでの年齢であっても需要は十分あるのだ。これ凄くないですか?
私が新卒で初めて覚えた言語がCOBOL、その言語が40年も経過しても需要があるってことになる。COBOL、YPS-COBOL、AS/400のRPGが今も健在なんて凄すぎる。40年前って1980年代前半であり、まだWindowsが世に登場してないMS-DOSが全盛期の頃だ。Windows1.0が登場するのが1985年、動作が遅くて使い物にならなかった。
その頃、大型汎用機が大活躍していた。
COBOLはIBM汎用機の歴史でもあり、誕生してから60年経過した現在も進化しながら使われ続けている。凄すぎるぜ!
多くは金融系案件であり、大変な開発案件なんだけどね。私も若い頃、不夜城に近い開発部隊で在籍した経験がある。良くも悪くも懐かしい想い出になっている。