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052 情報処理技術者試験を振り返る #2

前回、「試験が2種・1種・特種・システム監査だけの4区分の時代」と記載したが、実は長い間、2種・1種・特種の3種類だけが続いた。

1970年頃から3つだけから始まった試験は、歴史と伝統のある国家資格だったのだ。その後、1986年にシステム監査、1988年にオンラインが加わった。

レベルは、2種<1種<特種の順に合格が難しくなる。
その後に登場した2つの試験を加えると難易度は、2種<1種<オンライン<特種<監査になるだろうか。

情報処理技術者試験
2015年春季に向けての情報処理技術者試験のポスター

ともに午前はコンピュータのハードウェアとソフトウェアの知識を問う内容。

2種・1種とも午後はプログラム作成能力の問題が登場する。
1種はアセンブラ言語を必修とし、COBOL、FORTRAN、PL/Iのいづれかを選択、第2種ではCOBOL、FORTRAN、PL/I、アセンブラ言語のいずれかを選択して解答する形式。
パソコンが浸透してから、C言語が選択言語に加えられた。

しかし、言語がCOBOL、FORTRAN、PL/I、アセンブラ言語であることに時代を感じる。

当時の情報処理技術者試験は、技術者の能力指標として非常に分かり易く、コンピュータの基本能力の有無にとても良い参考となった。
当時のシステム開発技術者なら一度くらい受験したことがあるはずだ。

当時のソフトウェア会社は、入社後にこの資格を積極的に取得するように義務付けていた。給与に資格手当が付くほど重要視されたのだ。
国家試験の資格保持者の数=優秀な技術者を抱えているいることを意味するからだ。

例外なく私も受験したもんだ。
試験は全国の大学などが試験会場となり、まるで当日は大学受験の試験のような光景だった。

この試験制度は、1994年の春期まで続く。
そして、1994年の秋期から試験制度は大きく変わったのだが、その後複雑に見直しされることになる。

現在の試験内容になったのは、2009年春期からだ。

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