前回、浅草橋駅改札前ディスプレイの 秀月 と 吉徳大光を紹介したけど、ちょっと駅界隈の店舗を実際に紹介。
2023年2月8日 11:30頃、午前中のお客様との打ち合わせが終わりJR浅草橋駅に戻って来た。天気も悪くないので人形卸店舗をぐるりと一周。会社に戻る前に店舗だけ撮ってみた。
JR浅草橋駅を背に大通り右手徒歩1分のところにある[秀月]と[吉徳大光]。
秀月は以前 浅草橋駅前の久月の横にドンと構えていたけど、ビル立替で移転。少し前までエレベーターに上らないと店舗に行けない悪条件でひっそりと営業してた。ようやく1階に居を構えるに至った。
その秀月の左側に[吉徳大光]がある。吉徳と久月が大型店舗。この2つは駅の看板や改札前のショーウインドウ、広くCMで頑張っている。
ショーウインドウを飾る吉徳の立った姿の雛人形、立ち雛人形もなかなか趣がある。ちょっと日差しが強くて自分がガラスに写り込むので角度を変えて撮ったら駄目写真になってしまった。
こちらも吉徳のショーウインドウを飾る雛人形
吉徳の大通りの反対側にある[原考洲]。
原考洲の人形はとても特徴がある。どれもこんな感じのふくよかなのだ、これはこれで可愛いもんだ。
JR浅草橋駅の大通り前にドンと構える[久月]、平日の殆ど毎日この前を通過するため1年の店舗の変化が分かる。3月3日まで雛人形、翌日から一転して5月人形に入れ替わる。5月5日を過ぎるとどうなるかって?
それは別の機会に(以前に記載している)。個人的には正月の羽子板展示の季節が一番好きかな
久月人形学院は趣味レベルから本格的な教室開催出来る先生レベルまで指導しているらしい。
裏通りの[人形の寿幸]、2月-5月5日の期間だけ営業、通常月は靴屋さんだったりする。人形だけでは生きていけないのだ
こちら道路を挟んだ同じ店舗。
大通りにある[はせがわ]、人形の寿幸と同様、この季節だけ頑張っている。他の月は花火を売ったりしている。どこも大変だ。店の前に立っていたらお客様が2名来店された・・・。
久月の裏路地にある[人形の昇玉]、ショーウインドウに並ぶ人形で一番圧巻は昇玉の人形だった。明らかに高額な人形と思える大きな雛人形が並んでいたんだけど・・・しかし、いつの頃か小さくなってしまった。
過去の投稿写真も一緒に紹介すると分かる、僅か数年前の記事の写真を見るだけでも過去の方が活気があったような気がする。
2020年2月:人形の街 浅草橋散策
2015年9月:人形の街、浅草橋Ⅲ
人形の昇玉の隣に位置する[人形の一藤]、外側から店内がまるで見えない。あまり人形が並んでいる印象がない。品数が少ないのを隠すためなのかな?
浅草橋に居を構えて随分経過したけど、残念ながら消えた店舗もあるし、いづれ消えてしまいそうな店舗もないこともない。どこの業界も同じだけど生き残るのことは本当に大変だ。伝統を守るためにも頑張って欲しいと強く思った。