g_物流システム徒然記

042 毎日が棚卸作業 (コンビニ10)

流通システム/物流システム徒然記

セブンイレブンのサイトからでも簡単に分かりますが、1年ほどして小口配送は実現されています。
いったいどうやって問屋をくどき落としたのでしょう?

単に頭を下げに伺うだけでは、メーカーや問屋は決して承認してくれなかったはずです。

くどき落とすにも、くどき落とせる理由がなければいけません。
結論を先に記述するのでなく、その過程を一緒に見ましょう。

多頻度小口配送
「 商品1個1個の販売状況を毎日調べれば、何かしらの傾向が掴めるはずだ 」
時を同じくしてコンビニ立ち上げメンバーの鎌田が山本商店の在庫確認に、毎日15時間かけて帳簿と格闘する。

当時はまだパソコンがなかったため、商品一つ一つを帳簿でチェックを行った。
棚卸作業(在庫確認)は年に1回か2回が一般的だが、それを毎日毎日調べた。

多頻度小口配送
鎌田が毎日15時間かけて商品の在庫確認を行うにつれて、次第に解決の糸口となる一定の法則を見つける。
この一定の法則は小分け配送の実現への大きな糸口につながる。

多頻度小口配送
ところで、何故 一般的に棚卸が年に1回か2回しか行わないのか、分かりますか?
理由は簡単です。大変だからです。(嘘みたいな本当な話)
但し、優良企業の倉庫であれば、毎週末に棚卸作業を行うことも珍しくありません。


【 おまけ 】
NHKプロジェクトXにも紹介されていますが、アメリカのMBAの教科書に世界で認めた素晴らしい経営ノウハウが紹介されています。

その教科書にトヨタのかんばん方式とセブンイレブンのコンビニが紹介されています。

しかし、私はクロネコヤマトの宅配便システムも載せて欲しいと思います。

トヨタのかんばん方式は非常に有名です。
仕組みそのものは明解ですが、製造業の仕組みを追求するとなるとかなり難しい側面があります。
逆に、セブンイレブンやクロネコヤマトはシステム構築そのものは大変ですが、仕組みは分かりやすく我々にも馴染みがあります。

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